いつも大体元気なんだけれど、時々落ち込む日もある。
別に何か失敗したとか、大きなイベントがあるわけではないが何をしても面白いと思えない日もある。
そんな時に、聞きたくなる音楽がある。
ASIAN KUNG-FU GENERATIONの「惑星」とRADWIMPSの「会心の一撃」。
アジカンは何聴いても元気になるけれど、辛かった時に一番よく聴いていたのが惑星。
京都の病院で働いていた時、他の人から見たら仕事もプライベートも上手くいってるように見えていたと思う。
自分の中では焦燥感と虚無感でぐるぐると渦巻いていた時期に助けられた。
これが歌詞も良いし、LIVEで聴くとアレンジされてそれもまたよし。
“現在に夢や希望がなくても
強い眼差しが闇を照らし出す
何処かに独り消えそうな夜でも
光射す朝までは”
仕事終わりの今出川大橋の上を歩きながら、真っ暗な冬の夜道、この歌に励まされた思い出。いつかはこの長い夜も終わる、ずっと悪いことは続かない。
これを最初に聞いた時、私は神戸の病院で期間雇用で手術室に勤務していた。
2013年ももう終わろうとしていた年の暮れ、この曲に出会った。
年が明けて、3月末で契約終了。4月から世界一周旅行に旅立つために働いていた頃だった。
新しい事を始めるときは、いつだってエネルギーが要るし、自分で選んだ道でもワクワクの中にストレスやプレッシャーも少なからず混ざっている。
“近頃いつ僕は僕のことを 驚かせてやってあげたかな
逃げられてしまう前に早いとこ 一生お前についていくって言わせてやる”
自分で自分を驚かせてあげたこと、あったっけな???何かに一生懸命になって、がむしゃらに頑張った事あったっけな?
自分を見直すきっかけと、今からだって自分に一生ついていく!って言える自分になろう。と思わせてくれた歌。
音楽って不思議、見えないし繋ぎ止めておくことも出来ない、次の瞬間には消えてしまう形のないものなのに時に自分を強くしてくれる。
今日も音楽のちからに頼って、明日からも元気に過ごそう。
世界一周で訪れたホースシューベント(アメリカ)