メイタタのしもべ日記

タンザニアに住むマサイの夫と遠距離中の看護師

ご機嫌ナナメのめいこ

最近、めいこのご機嫌がナナメ。

ナナメっていうか直角。90度、サインコサインタンジェント

帰ったら目が三角になって「びゃあああああああ」と鳴きながら尻尾を垂直に立ててお迎え。

廊下を歩いてきて「どてん!ゴロン」くねくねしながら私の帰宅を喜んでくれる。

 

それもそのはず、飼い主の朝は7時に仕事で出て行きダブルワークの末家に帰るのは午前3時。

4時間しか家にいない、しかも帰ってきたら速攻で寝ている飼い主にお怒りなのは重々承知。

めいことの時間を取ろうと猫じゃらしに手を伸ばすが連日寝落ち。

 

朝起きると枕は全て奪われて、私の頭はベッドに直置き。それでも私の近くで寝ようとしているめいこを見ると心が痛い。

たまにしかあげなかったちゅーるがほぼ毎日詫びちゅーるとして配布される今日この頃。

 

たまにはちゅーる以外も詫びおやつを…と思って鰹の真空パックみたいなおやつを置いてみた。

匂いを嗅いで回れ右「これ、わたしの食べ物じゃないです」と言わんばかりの表情。

何故か固形のおやつを食べたがらない、年を取って歯が柔くなったのか?でもカリカリはいつも通り食べるしなぁ。

猫さんにも好みがあるらしい。

 

昔、妹の家にいたロシアンブルー(オス)はパンが大好きだった。

ある日カバンにカレーパンを入れて置いておいたら、翌日カレーパンのパッケージがハリセンボンみたいにトゲトゲになっていた。どうやら彼が食べようと苦戦した結果、開けられずにトゲトゲカレーパンが出来上がった模様。

 

彼はニンゲンの食べ物が大好きだった。

夕飯時は違う部屋に隔離しなければならないほど、ニンゲンの食事を食べようと虎視眈々と狙っていた。違う部屋に隔離しても、私たちが食事を終えるまでこの世の終わりのような声で鳴き喚いていた。

 

めいこは全くニンゲンの食べ物に興味を示さない。初期の頃、お刺身食べるかと思って献上したが匂いを嗅いでキャットタワーに戻って昼寝を始めてしまった。

鰹節には興奮して寄ってきて「フンガフンガ」匂いを嗅ぐが、嗅ぐだけで満足するらしい。匂いフェチ。

 

私の帰りを待っているめいこに、帰ったら今日こそ猫じゃらしで遊ぶ事を誓います。

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