メイタタのしもべ日記

タンザニア出身マサイの夫と日本人妻の日常

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一人ハロウィン仮装の変遷

すっかり忘れていたが、昨日はハロウィンとかいう祭りだった。

私はそんな華やかなパーティーとは対極にいるような人間なので、仮装して外に出て行く勇気はない。みんなでウェーイ!できるような協調性も持ち合わせていない根暗なのでハロウィンというお祭りは性に合わないのだ。ってか元々、ハロウィンは子供がお菓子ちょうだいってお宅訪問する行事ではなかったのか?

WikipediaやらAIやらの解答を見てみるが、今ひとつわからない。

 

お菓子をもらうイベントといえば、この時期に我が故郷の集落では芋たばりという習慣があった。

満月の夜に子供達が家を巡って、月へのお供物をたばる(もらう)のだ。

昔は蒸した芋だったのが、私が小学生の頃にはお菓子になっていていろんな種類のお菓子を手に入れることができる子供にとっては良いイベントだった。ハロウィンのトリックオアトリートみたいなもんだろうか。

ちょっぴり怖い先生のお家の軒先にジュースが置いてあって、隣に張り紙がしてあった。

「1人1本、2本とったらゲンコツだ。」

あの頃、みんな素直だったなぁ。

 

さて、ハロウィンに話を戻そう。

陽キャに紛れてパーティーしたいわけではない。でも、仮装は好きなのだ。

特に白塗りが好きで、バカ殿を皮切りにトランプマン聖飢魔IIMALICE MIZERDIR EN GREY樽美酒研二…気になる人はみんな白塗り。

好きな人と同じになりたい願望が炸裂した結果、大人になって家で一人ハロウィンを開催するに至った。

 

まず聖飢魔IIの構成員、ギタリストジェイル大橋代官。

何がいいって、ギターのうまさや魅せ方は当然なんですが猫が好きなんですよ。

ジェイル代官様は猫が好き、猫好きに悪い人はいない。

MALICE MIZERの赤いギタリストKözi様も猫が好き、しかも彼は私と同じ誕生日で中学生の自分はそれだけで運命感じるには十分すぎた。いつかなりたい、月下の夜想曲Közi様。

ジェイル代官様に近づきたく、初めて白塗りになったのは三重の旅館だった。

職場の同僚と行った温泉で「左右対称にならない…」と洗面所を占拠して出来上がったのがこれ。

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初回なのでまだまだ伸び代はありますね。

 

翌年、白と黒と赤のグリスを見てやはり白の減りがダントツで早いことに気が付く。

なんとか赤か黒を消費したい。

ふと、台所で2度目の育成に失敗した豆苗が目についた。

「これだ!」

出来上がったのがこちら。

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低予算ながらシシガミ様が生命を吸い取る瞬間が収められたと思っている。

 

その後、コロナ禍に突入し本当に外に出ずに生きてきた結果YouTubeにどハマりする。

そこで出会ったのがカサゴ系YouTuberのおろちんゆー。

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やっぱ白塗りだわね。網はAmazonで買いました。

 

今後もタンザニアの奥地でひっそりと一人ハロウィンを楽しもうと思う。

いや、家族に見つかったら呪術師と勘違いされそうだからやらない方がいいのかもしれない。