メイタタのしもべ日記

タンザニア出身マサイの夫と日本人妻の日常

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猫をタンザニアに輸出するには

月末にタンザニア行きのチケットを買っているのだが、その日に行けない可能性が出てきた。

というのも、今回は私のお仕えする女帝「メイタタ(猫)」をタンザニアにお連れするべく、各関係機関に連絡を取り必要な手続きに追われていたのだがどうも雲行きが怪しい。

 

猫を国外に連れ出す時には、日本で輸出検疫を受けてタンザニアで輸入検疫を受けなければならない。

そもそも行く先の国によって条件が異なるため、まずは行く国の輸入条件を確認。

タンザニアの場合、狂犬病の予防接種と健康診断が必須だったので近所の動物病院に狂犬病ワクチンを打ちに行った。

「国によるんですが、1回か2回か。さらに2回打った後の抗体検査が必要な国もあるので聞いてきてください。」

獣医さんにアドバイスをもらい、ホームページを隅々まで読んだがわからないのでタンザニア大使館に電話して聞いた。

「1回でいいみたいです。」

助かった。

2回打つとなると1ヶ月間隔をあけての接種になるし、どうやらこのワクチン染みるらしく、いつもはうんともすんとも言わないメイタタが「ギャッ」と鳴いていたので1回で済んでよかった。

日本に住んでいたら打たなくていいワクチンを打ってごめんよ。

 

日本側の手続きはNACCSというシステムに必要事項を入力して、どこの空港から出発するかで事前検疫の予約もいる。

そして、航空会社にも予約が必要になる。

調べたところ、ヨーロッパ系の航空会社は手荷物として機内持ち込み可能な会社が多い印象だが、私が乗る予定のカタール航空は預け入れ荷物として預けなければいけない。

「猫の場合、クレートの空気孔が19mm以内でないとお受けできませんので気をつけてください。」

意外と19mm以内の空気孔が売っていなくて苦労した。

AmazonでIATA認証のクレートを買ったが、入り口の金網が微妙に19mmを越しちゃってる気もするがどうしよう。金網でも貼るか…(ヤケクソ)

 

そこまで手続きを進めたのに、タンザニア側からの輸入許可証が発行されず今日に至る。

11月1日にメールに必要書類を添付して送ったけど、そもそもあのアドレスでよかったのか?着いてるのか?と思い直してメールを送ると宛先不明エラーで返ってくる。

あの時は送れたのに???

GmailでなくYahooメールで送ってみても結果は同じ。

詰んだ!

タンザニア大使館に電話して「届いてるんですかね???そもそも送り先あってます?」

と鼻息荒く詰め寄ると、「確認します」と言ってくれたが2日間返事がない。

 

これは今月末に行くの無理か…?

私とメイタタのタンザニア行きは限りなくグレーになったが、そんなことを知る由もないメイタタはこたつをエンジョイしている。

思い通りにいかないのが人生、明日は明日の風が吹く

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クレートに入れる訓練中、オコです。