我が家は未だ作りかけの状態で生活している。
別に天井が完成してなくて、梁が剥き出しになっていても構わないが、収納する場所がないのは困る。
別にウォークインクローゼットが欲しいとか一面壁収納を作りたいとかじゃなくて、スーツケースの上に積み上げられた服をなんとかしたい。
置く場所がなく、スーツケースの上が仮住まいのまま2ヶ月が経過。
定期的に片付けるが、不安定ゆえ崩壊することもしばしば。
せめて服を置く棚を作りたい。
買うと高いので、ある物で何とかならないかしら?とノコギリを片手に1人で森の中に入ってみた。
たくさんの木の中から、何となく良さそうな太さの枝をノコギリで切り落としていく。
ノコギリを使うのなんて、中学生の技術の授業以来な気がする。
人生でノコギリを使って木を切ることがあろうとは、中学校の技術の授業に感謝。
木を切っていると、亀がいる事に気がついて近付くと2匹いた。
亀は動かずじーっとしていて、その横で木を3本切った。
2時間かけて、木の枝を伐採し腕に抱えて家まで搬送した。
途中、村の人たちが「タタは何してんだ??」と心配して手伝いに来てくれた。
三往復してようやく家に木を持ち帰る事が出来た。
持ち帰った木を庭に置き、木を切ったことに満足した私はそこで作業をやめた。
後日、ロマに手伝ってもらって試しに椅子を作ってみた。
結果は失敗。
座れるほどの強度がなく、椅子にはならなかった。
でも、この椅子(?)の上に服を置く事が出来るので初回の作品にしてはまあまあ良かったのではなかろうか。
この写真よりもう少し木を足して、物を置けるようにした。
次こそは棚を作りたい。
私のノコギリ使用スキルが上がっていく予感。