メイタタのしもべ日記

タンザニアのマサイ村に嫁いだ日本人の日常

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水確保プロジェクト〜クラウドファンディング編〜

結局2月は1日しか雨が降らなかった。

乾季なので仕方がないが、草は茶色に変色し牛や羊の食べるものがなくなってきている。

遠くまで放牧に行かなくては、牛たちが飢えてしまう。

その上とんでもなく暑い。

刺すような陽射しの中で、人間だけではなく牛も参ってしまって牛乳の出が悪くなってしまった。これはマサイにとっては大ピンチ。

マグダレナ(妹⑤)は牛乳しか飲みたがらないので困ったものだ。

ママが「無いものは無いのよ!我儘言ってないでご飯食べなさい!」と叱っている。

ただでさえカリカリなのに、栄養失調になってしまう。私の有り余るお肉を移植してあげたい…。

 

こうして手をこまねいていても何も変わらないので、先日貯金をおろして貯水タンク5000Lを購入した。母屋につけるためだ。

 

meitata.net

 

 

もうすぐタンザニアは大雨季に入る。

最近、夕方に突風が吹く。

「もうすぐ雨季が始まるよ」とみんなが教えてくれる。

ちなみにその突風のせいでバブ(長老)の家の屋根が一部吹っ飛んだ、修理費は息子たちが払うので大変だ。ちなみにロマは孫だが結婚しているので払わなければならない。ドンマイ!

 

大雨季が来る前に、一つでも多くのタンクを設置しなくては。

3月から5月まで続く大雨季の後は、11月の小雨季が始まるまでの半年間ほぼ雨が降らない。

お義父さん、祖父、祖母、できたら叔父さんの家にもタンクを設置したい。

そうすれば泥水を飲まなくても済む。

 

貯水タンクを買ったものの、フンディ(大工)が来ない。

タンザニアマサイ村あるある、工期はなくいつ始まるのかいつ終わるのか、最終完成はどうなるのか最後までやってみないとわからない。

雨季が始まるまでにきて欲しい、本当は今日来るって言ってたのにやっぱり来ない。

 

クラウドファンディングのCAMPFIREというサイトで基礎知識を得た。

私の場合は寄付型に当てはまりそう、サイトのページ作成に沿って作っていく。

誰かに何かを訴求すること、やったことがなかったので難しく感じるが誠実に現状を報告することにした。

何人くらいの人に知ってもらえるか、その中で何人が支援してくれるか、目標金額の設定などなど細かく質問に答えていく。

さらに文章と写真を交えて、プロジェクトで実現したいことや立ち上げた背景などを説明。

そして現在提出中。スタッフの方が確認してアドバイスをくれるそうだ。

 

やったことないから、一歩踏み出すのが億劫になりがちだけど、一歩踏み出さない限りは何も変わらない。

支援が受けられるかどうかもわからないが、何もしないよりは遥かに意味がある。

 

またクラファンのページが出来上がり次第、ここでも皆さんにお願いすることになります。

よろしくお願いします!