メイタタのしもべ日記

タンザニアのマサイ村に嫁いだ日本人の日常

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家族団欒

アナ(妹②)とモニカ(妹③)が我が家に帰ってきて驚いたこと。

ナナミ(妹⑥)が大きく元気に育っていること。

ナナミは1月末に2.4kgで生まれてきた妹で、最近ポリオの予防接種に行ったら5Kgになっていた事をとても喜んでいた。

モニカは2月まで家にいたので、ナナミの出生からしばらくの事を知っているが、アナは1月初旬に家を離れたのでナナミとは初対面。

私が時々スマホで撮った写真をアナに見せていたが、実物のナナミを見て「かわいい〜!」と妹を愛でている。

 


マサイ村の人たちはみんな子どもが好きだし、とても寛容だなと思う。

毎日朝から晩まで子どもの泣き声、叫び声、ママが大音量で子どもを叱る声が響き渡っているがそれをうるさいと怒る人はいない。

子ども同士の喧嘩や諍いはある一定のラインまでは大人も静観して手を出さないし、割と危険なこと(木に登ったり、ナイフを使ったり)もしばらくは止めずに見ている。

あれもダメ、これもダメ!と先回りして止めたくなる気持ちを抑えて、ある程度子どもが自分でやってみて学ぶ機会を与えているのが良いなあと思う。

 


アナとモニカが家に帰って来て驚いた事その2。

ママの家に貯水タンクがあること。

「タンク エティ!!(タンクある)」

「エンガレ エティ!!(水ある)」

お料理をする時に、近くに綺麗な水がたんとある事に小躍りして喜んでいた。

やはり水汲みは女性の仕事なので、タンクを買った時に村の男性ももちろん喜んでくれたが、飛び上がって喜んでくれたのはママ達だった。

その姿を見て、今までどれだけ綺麗な水を手に入れるのが難しかったか、水汲みがどれだけ大変だったかよく分かった。

アナとモニカが蛇口をひねって、綺麗な雨水がジャーっと出てくるのを嬉しそうに見ている。

あぁ、タンク買って本当に良かったなと思う瞬間だった。

 


日曜日はパサカ(イースター)のお祝いでヤギを一頭捌いていただいた。

妹6人、ノバーロン(従姉妹)、ママそして私の9人はみんなで集まって家事をしたりおしゃべりをしたりして楽しいパサカを過ごした。

スマホがオフラインだからこそ、この光景が見られるのかと思うと、電波が届いて欲しいような欲しくないような。

家族で過ごす日曜日はいいお天気に恵まれて、ゆっくりと暮れていった。

 

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