メイタタのしもべ日記

タンザニアのマサイ村に嫁いだ日本人の日常

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ラストスパート

※昨日4/23公開したかったけれどネットがなくて今日公開になった記事です。

 


3月15日に公開したクラウドファンディングが、ついに残り1週間になった。

当初の目標だった貯水タンク購入は3月27日に達成した。

みんなの支援のおかげでお義父さん、おじいちゃん、おばあちゃんのタンクを購入して設置も済んで、雨が降るたびにタンクは水を蓄えて私たちの生活を豊かにしてくれている。

残る1つのおじさんのタンクも、来月には購入できそうだ。

 


目標を達成して、クラファンの期限まで34日残っていた。

ネクストゴールに挑もう、雨に頼らずに水を手に入れる【井戸掘り】を次の目標に定めた。

井戸を掘れば、うちの村だけではなく近隣の集落の人たちも綺麗な水を手に入れることができる。

乾季の暑い日に、飲み水に困らなくても済むならチェレンジしてみよう。

 


目標を達成して、クラファンページの閲覧数は日毎に減っていった。

クラファンは開始時と終了時が一番閲覧されるので、この時期はコツコツとプロジェクトを拡散する時期だと分かってはいたがプロジェクトページを見るたびに

「やっぱり、目標を達成したからもう難しいのかな。最初から井戸掘りを目標にすればよかったのかな。」

と反省したが、ここで諦めるわけにはいかない。

諦めたら、乾季にまた泥水を買うことになり、お腹を壊す子どもが出てくる。

例え満額まで支援が集められなくても、足りない分は私が日本に帰って働いて仕送りしようと思った。

 


クラファン公開から遅れること2日、SNSで拡散しようと思い立ってInstagramに1分程度のリール動画を載せ始めた。

それが4月に入ってからたくさんの人に拡散され、あれよあれよと言う間にフォロワーが増え、クラファンページの閲覧数が開始当時の500をはるかに上回る3000に到達した。

それとともに、支援者数もどんどん増え「Instagramからきました、応援しています。」

「リール見ました、村のみんなが綺麗な水を飲めますように!」というコメントが増えた。

何年も連絡を取ってなかった友人がInstagramで見つけてくれて応援してくれた。

支援の輪がどんどん広がり、北は北海道南は沖縄、海外に住んでいる人からも支援が届くようになった。

 


クラファンの担当者さんとmeetで面談し、これまでの支援の傾向と最後のラストスパートに向かってどうやって拡散していくか相談した。

Instagramがきっかけでプロジェクトを知ってくれた人が多いので、インスタライブしてみませんか?」

インスタライブ、あんまり見たこともないし、こっちに来てから1回店番やってる時にしたけど閲覧者3で全員友達だったので「こりゃ個人的に電話するのと変わらんなぁ」という印象だった。

しかし、当時はフォロワー70人全員顔見知りの友達だけだったが、今はリールを見てマサイ村の生活に興味を持ってくれた人がたくさんいる。

やれる事はなんでもやってみよう!

 


担当者さんがインスタライブの規約を添付して送ってくれたので、日時を決めてストーリーで4月20日の20時からインスタライブします!と宣伝。

あとは当日の天候と電波がありますようにと祈った。

当日はいいお天気で、電波状態も良かった。

アッシェエンガイ!

なんと400人を超える人がライブを見に来てくれて、コメントは凄い速さで流れていって全然読めなかった。すみません。

こんなに大勢の人とマサイ村の生活を共有する日が来るとは、人生って色んなことが起こるんだなあ。

 


マサイ村水プロジェクトはラストスパート、たくさんの応援のメッセージと気持ちのこもった支援を本当に嬉しく思う。

だって、知らない人に3000円出せるかしら。

遠い日本から、温かい応援のメッセージと貴重なご支援ありがとうございます。

私は今日も元気に雨水を集めています。

最後まで井戸を作る目標は諦めません、応援よろしくお願いします!