4月30日、ついにクラウドファンディングの終了日になった。
3月15日の公開以来、今日までは一瞬で過ぎ去ったように思う。
毎日マサイ村で電波を探してはクラファンの進捗状況を確認し、応援のメッセージを読んで励まされてここまできた。
公開した初日はドキドキして、クラファンのページを開きたいのに電波は弱々しくなかなか開けずヤキモキしたのを覚えている。
【支援者が現れました】というメールが2通、私の目に飛び込んできた時信じられないくらい体が熱くなった。
日本から私たちのプロジェクトを応援してくれる人がいる!
毎日嬉しいメッセージと共に支援は加速していき、3月27日に目標額の90万円を達成することができた。
そこから1ヶ月、SNS投稿を頑張ってみたりブログで報告したり活動報告を書いてみたり、私のできることはおそらく全てやり尽くしたと思う。
インスタグラムのフォロワーは3月末に70人だったのが、4月30日現在4万人を超えた。
特に4月上旬は毎日数千人単位でフォロワーが増えていき、小心者の私は少し怖かった。
「これほんまに私のアカウントなんやろか?」
アプリを開くたびに増えていくフォロワー、それに比例してクラウドファンディングページの閲覧数もどんどん増えていく。
インスタグラム経由でプロジェクトを知ってくれた人が支援してくれて、支援が支援を呼びすごい勢いでプロジェクトは進んでいった。
私はその流れに乗って、とにかくプロジェクトを多くの人に知ってもらおう、マサイ村の生活を知ってもらおうと思い動画を作っては投稿した。
「井戸が完成してみんなが喜ぶ笑顔を楽しみにしています!」
「昨日インスタにタマさんが初めて上がって来ました!とても勇気がいる行動を次々にされ、感心しています。400万達成しますように!微力ながら応援させていただきます!がんばれー」
「綺麗な水が早く届きますように! 皆さんの笑顔に元気をもらっています。 遠く離れていますがこれからも応援しています! 頑張ってください!」
「遠い地で日本の女性が頑張っているのを知り、同じ日本人として少しでも力になれたらと思いました。子供達が綺麗なお水で生活できますように。ママ達の水汲みの仕事が楽になりますように。応援しています!」
メッセージを読んでは草原で一人号泣。
世の中にはこんなにも優しい気持ちで見知らぬ誰かを助けてくれる人がいる。
同じ日本人が嫁ぎ先で困っている、子どもたちが綺麗な水を飲めるように、ママたちの水汲みの負担が減るように、祈りを込めた支援がとてもとても暖かく嬉しかった。
私はもともと誰かに何か頼むのが苦手だ。
自分の中で最大限努力して、それでもできなかったら声をかけようというタイプで、クラウドファンディングをすることもずいぶん迷った。
自分でお金稼いでやったらいいんじゃないか、日本に帰って看護師したら毎月お金は貯められるだろうし、でもそしたらマサイ村から離れなきゃいけない。
ぐるぐる考えた結果、そもそも雨季が迫っているこの時期にタンクを設置しなかったら水を貯めることができない。
ロマを通じて村のみんなと話し合って、全員合意のもとプロジェクトを立ち上げた。
そしてクラウドファンディングを公開することを決意したのだった。
みんなの気持ちのこもった支援が、マサイ村に綺麗で安全な水をもたらしてくれた。
私の生まれ育った国にはこんな素敵な人たちがいるんだよってマサイ村の家族に伝えたい。
家族、友達、同僚、同郷の方々、SNSで私を見つけてくれた方々、そして初めてのクラファンを導いてくれたCAMPFIREの池田さん、神村さん。
皆さんのおかげです、心からのお礼を申し上げます。
プロジェクト終了まで残り6時間、幸せな気持ちで最終日を迎えられたことに感謝します。
最後までもう少し応援よろしくお願いします。
マサイ村より、たくさんの感謝と愛を込めて。
妹が大きくなる頃には、綺麗な水を飲めるのが当たり前のマサイ村にします!
🗣️クラファン公開中!
ネクストゴール【マサイ村に井戸を掘る】最終日。
現在支援を募集しています!
リポストなどで拡散もしていただけると嬉しいです!
応援よろしくお願いいたします。
詳細はこちら↓
https://camp-fire.jp/projects/835165/view