タンザニア大統領選をきっかけに、タンザニア国内で大規模なデモが起こった10月の終わりの話。
結局、大統領選から5日間はネットが遮断されていて家族と連絡が取れなかったが、6日目に家族とつながって話をすることができた。うちの周辺はいつもと変わらず平和だったらしい。
ただ、ガソリンスタンドや長距離バスに火をつけた影響で移動は大変だったらしい。
とにかく家族に何事もなくてよかった。
連絡がつかない1日がとてつもなく長く感じられた、ロマはもっとだったと思う。
とはいえたくさんの血が流れたのは事実で、ロマが教えてくれたInstagramには撃たれて亡くなった人たちの映像が生々しくアップされていた。
中には命は助かったけれど後遺症が残った人もいるだろう、直接の知り合いじゃないけれどとても複雑な気持ちになった。
そして現地の病院スタッフのことを思った。
日本に比べれば患者数あたりの医師の数は少ない、そして看護師も少ない。
医療物品も十分とは言えない環境で、次々と運ばれてくる負傷者をどうやって診たのだろう。
想像を絶する現場だったんだろうと思う。
結局サミア氏が大統領に選出され、今後5年間は彼女が大統領であることが確定した。
波乱の幕開けで始まったこの政権がどうなるのか、行末を見守りたいと思う。
ちなみに12月にタンザニア独立記念日があるのだが、その日に合わせて再びデモが起きるのではないかと一部で言われているらしい。
どうか血で血を洗うようなデモではなく、国民の真摯な声が大統領に届きますように。