ロマは結構なんでも食べてくれる。
私の作ったあんまり美味しくないパスタも「美味しいよ!」とニコニコ食べてくれる。
そんなロマが日本に来て、お気に入りになった食べ物がある。
それはラーメン!
昨年も日本に来た時、ラーメンは私の主食なので私に付き合ってしこたまラーメンを食べていたのだが、その時の好きな日本食第1位はハンバーグだった。
しかし、今年は形勢逆転。
私の好きなラーメン屋さんを西は大阪、東は東京まで連れていって食べさせてみるとハマったらしい。
「ラーメン美味しいね。多分、タンザニアに帰ったらラーメンが恋しくなるよ。」
おお!!わかってくれるか私の気持ち!!

らぁめんほりうち新橋店

蒙古タンメン中本新宿店

ちょんまげ食堂 ラーメン部
ずっと一緒にいると気が付かなかったが、いつの間にか箸でラーメンが食べられるようになっていた。
麺を啜るのは無理だが、一生懸命お箸で麺をつかんで口に運んでいる。偉い。
ただ、うちの近所のマサイはシーフード全般を慣習的に食べないので魚介出汁はNG。
同じ麺類でもうどんは出汁が入っているので食べない。
匂いを嗅いで「これ、サマキ(魚)の匂いする。食べない!」という。
一度間違えてカップうどんを開封したが魚の匂いを感知して食べるのをやめたらしい、私が仕事から帰るとラップで覆われたカップうどんが冷蔵庫から発掘された。
ラップ+冷蔵庫は食品保管の最上位だと思っているロマ。ちなみに使いかけのニンジンはラップで簀巻きにされて冷凍庫に鎮座していた。
他に麺類で言うと機内食で出てきたお蕎麦も一口食べて「好きじゃない」と一蹴されてしまった。
ラーメン以外で好きなものはハンバーグ。
マサイ村では肉といえば大きなブロック状になった肉をシンプルに焼いていただくことが多い。
ミンチにした肉をこねてまとめて焼くという調理法に感激していた。
後はなか卯のカツ丼、これは侮るなかれ。
日本という国の食レベルの高さに涙を禁じ得ない、しかもこの価格でいただけるなんて、世界中探しても日本だけ。なか卯のカツ丼は世界を救う力があると思う(なか卯信者)。
ちなみにマサイは鳥も卵も食べないので、うちの村の人たちはニワトリを飼っているが食べる用ではない。
ロマはザンジバル島に初めて出稼ぎにいった時に卵料理を出されて「今日でこの世とお別れかもしれない」と腹を括って食べたらしい。
一応食べられるようにはなったけれど、生卵は食べられない。
卵かけご飯を食べる私をみて「ダメ!何やってんの!!」と止めに来るくらいダメなことらしい。そんなわけでカツ丼の上の卵とじは半熟は許されない。
しかし、ロマの中で1番美味しい日本食は別にあった。
ラーメンもハンバーグもカツ丼も好きだが、一番好きなのは私の母が作る家庭料理。
どうやら蓮根きんぴらや肉じゃがが美味しかったらしい。
やっぱりどこの国でも誰かが自分のために作ってくれる料理ほど美味しいものはないのだなあ。
番外編:好きなフルーツは柿