メイタタのしもべ日記

タンザニアのマサイ村に嫁いだ日本人の日常

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窓を開けると雪がちらついていた。

すぐにビデオに撮って、マサイ村に帰っているロマに「雪降ってるよー!」と報告しておいた。

ロマは雪を見たことがない。

日本に帰ってきたら、ロマに雪を見せようツアーを考えている。

 

私が初めて雪を見たのはいつだったか?

多分0歳の冬だと思われる自分が、雪の積もった庭で母に抱っこされている古い写真が初めての雪だったと思う。しかし、そんな小さい頃のことは覚えてないので、実際にはいつ雪を雪だと認識したかは定かではない。

空から降ってくる白い塊を手に乗せるとすぐに消えて、積もった雪を触れば体の芯まで凍えるほど冷たい、そして溶けて水になる不思議な物体。

 

紀伊半島の山間部で育った私は、年に数回積もる雪が好きだった。

寒いのは大嫌いだが雪は好き。

小学生の時は1−2限潰して先生も一緒に校庭で雪合戦したり雪だるまを作ったりした思い出がある。

小学校は2階が正面玄関、1階が下駄箱になっているタイプの学校で正面玄関の横からなだらかな下り坂が続き、その先に下駄箱があった。

学校の近所に住んでいる友達が一致団結して、夜半に雪を踏み固め、満遍なく水を撒き、朝がくる頃にはカチコチのスロープが完成。

ダンボールでソリ滑りを楽しんでいたのだが、物資を届けにきたトラックが1階に降りられず立ち往生する羽目になり先生にこっぴどく叱られた思い出。今思えば公道じゃなくてよかった。

 

中学3年生の冬、雪が舞う頃に銀色のウォークマンに入れたカセットテープから流れるラルクsnow dropを聴きながら犬の散歩をしていた。

MVでは雪雲に覆われ、地面は雪が積もっているシーンで始まるのだが、最終的には光が差し込んで雪は溶け緑が芽吹き動物が出てくるといった内容だ。

曲調もポップで明るい感じすなわち春に近い方の冬の歌だと、当時の私は認識していた。

その4ヶ月後、GLAYが出したWinter againを聞いて衝撃を受けた。

寒い、寒さが段違いなのだ。イントロからもう寒い。

ギターの出だしの後に鳴ってる笛?シンセ?が寒さに拍車をかけている。

winter againは豪雪地帯の雪で、しかも相当に吹雪いているイメージが瞼に浮かぶ。

厳しい冬の寒さを音楽で表現するなんてさすが函館が産んだ綺羅星が作る曲!と感動したのを覚えている。

MVは雪の降る雪原でメンバーが演奏しているのだが、TERUの首が寒そう〜と思ったらまさかの素手!雪原で素手!アイシクルロッジでノースリーブのクラウドに張り合えるくらいのノーガード。

やっぱり寒いところで育った人は寒さに強いのかな…カメラが引きになってTERUの後ろでギターを弾くHISASHIがまさかの素手で二度見した。ええ?あんな寒さでギター弾けるの???

やっぱりプロは違うんやな。

ちなみに私はラルク派かGLAY派かと問われると、当時はMALICE MIZER派だった。

 

今聞いても色褪せないGLAYの名曲を聴きながら、どこの雪をロマに見せようか思案中。

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