メイタタのしもべ日記

タンザニアのマサイ村に嫁いだ日本人の日常

当ブログはアフィリエイト広告を利用しています

バイト面接

ついにロマのバイト面接の日を迎えた。

というか昨日の今日なので、ついに、というのはおかしいかもしれない。

本人は至って普通で、何故か私の方が緊張している。

何度も転職を繰り返してきた私の方が面接慣れしているように思うかもしれないが、看護師の面接は(もちろん規模にもよるが)どこも人手不足なので「いつから来れる???」と面接というよりかは出勤日を確認する場が多かった。

先日のAI面接ですら「今までの人生で一番頑張ったことこは何ですか?」と聞かれ度肝を抜かれた。一番頑張ったこと…?みんな面接でこんなこと聞かれてるの?即答できない。

一体、どんな面接になるのだろう…

 

約束の場所で待っていると、男性がキョロキョロ人を探しているのが見えた。

あの人に違いない!

席を立ってお辞儀するとやはり合っていた。

Aさん(仮称)は応募した会社の社長さんで、今日はたまたま京都で仕事があって来てくれたのだった。

「初めまして、旦那さんは日本語どれくらいいけますか?奥さんに話して奥さんが通訳する方がいいですかね?」

そう言って、私とロマにコーヒーを奢ってくれて和やかに面接は始まった。

「とにかく人手不足の業界なので、来ていただけたら嬉しいです。朝が早いこと、時間厳守、挨拶、日本人にとって当たり前のことを理解していただけたら全く問題ないです。」

「時間感覚は私もいるので大丈夫だと思います。日本文化への尊敬もありますし、その辺りは心配していません。」

「仕事自体は難しくないと思うんです、覚えたら一人でやっていけると思うんですけど言葉の壁が心配ですよね?昨日もお話しした通り、奥さんが最初のうちサポートで来てもらえたら、僕が教えたことを通訳してもらって覚えたら一人で来てもらうっていう事は可能ですか?」

おお!私も看護業界から異業種デビュー!

「大丈夫です、仕事休みの日は付き添いで行きます!(食い気味)」

 

そうして、勤務時間や給与、諸々の条件を確認。

「とりあえずやってみて、合わなかったら合わないでいいし、何でも聞いて遠慮なく言ってください。突然こなくなる、連絡も取れなくなる人が多いので本当に何でも言ってください。ただ、仕事だからしんどいこと、辛いこともちろんあります。僕も自分がされて嫌だったことはしませんが、そのあたりご理解いただけたらと思います。こうして知り合えたのもせっかくのご縁ですし、一緒に働けたらと思います。」

今日初めて会ったけどとっても誠実な人なんだなあと、面接を受けながら人の良さそうな顔をした社長さんを見ていた。

「さっきから日本語で話して、何言ってるかわかんなくて不安ですよね?すみません。」

とロマに話しかけてくれた。

「大丈夫です!ありがとうございます!」

わかってるんだかわかってないんだか、ロマは元気に返事をしている。

「いつもこんな感じですか?何というか、とっても優しそうな感じですね。」

「いつもこんな感じです、人と喋るのも好きですし、家で一人でいるより誰かと一緒に働いたほうが日本語も伸びると思ったのでこの業種に応募させてもらいました。」

「そうですね、一緒にやっていきましょう。」

 

こうして、ロマのバイトデビューは来週の木曜日になった。(私の仕事が休みだから)

「失礼します!お疲れ様です!」

家で日本語を練習するロマを横目に、無事に慣れて独り立ちできますように!と祈るタタなのであった。