メイタタのしもべ日記

タンザニアのマサイ村に嫁いだ日本人の日常

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警備会社でバイトデビュー、夜勤編

ロマのバイトは慣れるまで私と同伴で出勤することになった。

2回の出勤を経て、今回は夜勤デビュー。

たまたま夜勤のシフトがあって、社長さんがロマと2人でどうですか?と打診してくれたのだ。久しぶりの夜勤、ワクワクすっぞ!

 

ちなみに前回2回はロマの通訳として同行したのだが、今回から私もバイトとして一緒に雇ってもらうことになった。そう、ダブルワーク再びである。

ロマと一緒に働けるなんて願ったり叶ったりなので、二つ返事で「お願いします!」と所属を決めた。

前回のスナックバイトもそうだが、医療職ではない仕事をするのはとても興味深い。

やはり働いてみてわかるその仕事の楽しさや辛さ、やりがいなど、生きているうちに経験できるもんは何でもしておきたいタイプなのでロマのおかげで警備の世界を覗くことになってハッピーハッピーはーーっぴーである。

 

さて、社長さんが20時すぎに家まで迎えにきてくれて現場に直行。

行く前に「何度も言いますが、思ってる以上に寒いので本当にいっぱい着てきて下さい。」と連絡をいただいた。

ユニクロで限定価格になっていたユニクロ:Cのカシミヤヒートテックを3枚きて、その上にタートルネックのセーター、無印のインナーダウン、10年くらい着ているダウンを重ねた。

下は極暖スパッツ2枚履き、ワークマンで買った裏起毛のズボン、靴下は2枚重ねてつま先にはカイロを貼った。他に背中に2枚、お腹に1枚、太ももに2枚のカイロを貼り、頭にはニットキャップ、手袋は裏起毛を選んでいざ外へ。見た目はミシュランの白い奴、でも寒さ耐性がない私にはこれでも足りないぐらいだ。

ちなみにロマは靴下4枚履きだった。

2人とも着られるだけの服を着て、夜の京都に飛び出した。

 

現場について、工事の看板や注意喚起の赤色灯、カラーコーンなどを配置。

前回2回と同じ建設会社の人たちだったので、顔を覚えてくれていて声をかけてくれた。

「こないだから来てくれてるなぁ。」

「よろしくお願いします!」

「旦那さん、日本語喋れるん?」

「挨拶とちょっとした会話くらいですかね〜」

多分、私の親くらいの職人さんがそう言って話しかけてくれた。

しばらくすると、ロマにも話しかけに行ってくれて何やら身振り手振りでお互いに会話している。

こういうシチュエーションがロマにとっては一番日本語を覚える近道になるのでありがたい。

 

今日は電光掲示板の基礎工事の現場を警備するお仕事。

道路側の誘導と、歩道側の誘導、二手に分かれて仕事を開始した。

歩道側は道幅が狭くなっていて一方通行になっているので、声をかけてぶつからないように自転車に待ってもらったりバギーを押しているおばあちゃんを優先したりしていく。

声をかけたらお辞儀してくれたり、どうも〜とかありがとうと返事をしてくれる人が多くて何だかホッとした。やっぱり日本って治安ええな〜と思いながら仕事をすすめる。

まだ人気のある時間はそれほど寒さを感じなかったが、終電間近、人もまばらになってきた0時頃から一気に冷え込んできた。

京都の底冷えはキツイ。盆地特有の夏は蒸し暑く、冬は底冷え、いわゆる放射冷却現象によって足元から感覚を失っていく。

気温は5度を示しているが、体感温度はマイナスだ。

ロマはというと、今日の夜勤のために買ったユニクロのシームレスダウンパーカに身を包み「大丈夫です。」と割と平気そうだ。

タンザニアでこの寒さを経験したことがないはずなのに、寒さ耐性は私よりあるようだった。

 

夜中2時、地上で組み立てた基礎部分を道路の掘削した部分にクレーンで吊って入れていく。

細かな調整を行い、基礎部分が水平になるようにクレーンで保持し少しずつ寄せる。

どうしてもギリギリ入らなかったので、アスファルトを少し削って再度基礎部分を入れていく。

本当に数センチしか余裕のない場所に、ピッタリとクレーンに吊られた基礎部分が入った。まさに職人技、そこからさらに中に入って固定のためスペーサーを入れたりして本日の作業は終了。

時刻は4時半、寒さはピークを超えてもう何も感じなくなっていた。

ロマはというと、動いている方がいいのかずっと車道の車を誘導していたので肩が疲れただろう。

「お疲れ様、大丈夫?」

「いえいえ、大丈夫です!」

ケロッとしている。やはり私とは体力が桁違いである。

 

社長さんが迎えにきてくれて、本日の現場は終了。

家に帰ってすぐに熱いお風呂に浸かって、手足の感覚を取り戻したあとすぐに布団にIN。

キッチンからロマが「ご飯食べる〜?」と朝ごはんの準備をしてくれているのを横目に「おやすみー!!」と眠りに落ちた。

次の勤務は6時間後、しっかり寝て備えねばならぬ。

 

次回:職人の技術と心意気を間近で見る