メイタタのしもべ日記

タンザニアのマサイ村に嫁いだ日本人の日常

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帰郷③〜数十年ぶりの再会〜

墓参りを終えて家に戻ったら16時だった。

すると、同級生のお母さん(Eさん)から電話がかかってきた。

「タタちゃんが帰ってきてること、近所の人に言ったらM先生が会いたいから家まで会いに行くわって。今から行くらしいよ〜」

M先生は私が小学3年生の時の担任の先生だ。

おそらく小学校を卒業してから会ってないはずなので、30年ぶりの再会だ。

 

「こんにちは〜」

懐かしい先生の声が、玄関先から聞こえて扉を開けると、ちっとも変わってない先生がそこに立っていた。

ただ、私が大きくなったのか先生はとても小さく見えた。

「久しぶりやの〜元気?」

バリバリの十津川弁で喋ってくれるので、私もつられて十津川弁が出た。

随分長い間会ってなかったけれど、昔の記憶がブワッと蘇る。

先生は明日の朝市で出す品物の準備があるので、夕ご飯は一緒に行けないけれど、私の顔を見たかったからとわざわざ来てくれた。

朝市で売るはずのお餅と、フルーツ大福を持たせてくれて「ほんならの〜元気での。」と帰っていった。

 

17時のバスに乗って、平谷に行く用事があったので準備をしてバス停に向かった。

Eさんと夕ご飯を食べに行く約束をしていたのだ。

前回、2024年の10月に帰郷したときはノーアポで20年ぶりくらいに「こんばんはー!」と突撃したので、今回は一応前もって連絡しておいた。

ロマと一緒にバスに乗って、途中のバス停で合流。

すると私のクラファンを応援してくれていたご夫婦も一緒に夕食に来てくれることになり、5人で平谷のバス停で降りた。

 

平谷は温泉街で、宿もたくさんあるし小売店もある。

そして、これもまた別の同級生のご両親がやっているお好み焼き屋さん「よろずや」に向かった。

お店に入ると懐かしい顔が見える。

同級生S君のご両親が迎えてくれた。

たまたまゴールデンウィークだったので、同級生も実家に帰ってきておりこれまた久しぶりの再会を果たした。

どうやら成人式以来らしい、22年ぶりの再会。

確かに大人にはなったけれど、お互いそんなに変わってない(外見の話)。

幼稚園から中学卒業まで、家族くらい長い時間を共に過ごした同級生はすっかり大人になっていて、高校生の子どもを持つお父さんになっていた。

 

そうこうしているうちに私が頼んだめはり寿司がきて、ロマに試してもらったら美味しそうに食べていた。

ふわふわの豚玉のお好み焼きを食べ、みんなと話をして、帰り際にS君とロマと一緒に写真を撮った。

小学校の入学式、卒業式、中学の入学式、卒業式、そして成人式。節目節目に撮ってきた写真の中に今日の写真も入れておこう。

次に会う時は何年後になるのか、偶然会えて良かった。

 

会いたい人には会いに行く。

お墓参りの後だからか、余計にそう思った。

人生はいつか終わる、それはみんな知っているけれど、その日は今日ではないと思うのはなぜだろう。

今回の帰省でたくさんの懐かしい人に会うことができて本当に良かった。

 

翌日は真っ青な青空が広がり雨上がりの木々に光が差して、全てが呑まれそうなくらい新緑の世界が広がっていた。

またここに帰ってこよう、バスの中から流れる山々の緑を見ながらそう思った。