あんなに快適だった6月が嘘のような夏の始まり。
やっぱりあの人が夏の始まりの歌を歌ってしまったからなのか、やたらと暑い夏が始まった。
28年前に度肝を抜かれたあの衣装、今見てもやっぱり斬新でむしろ彼にとってはフォーマルな衣装だと思えるようになった。昔はあんなに華奢で可愛かったのが、今では筋肉を抑えるための拘束具とかコメントされていてお腹が捩れた。
たった4日で1200万回も再生されて、コメント欄もチャット欄かと思うほどコメントの流れが早く、古のレボレボファンは嬉しく思うのであった。
ちなみに元々のMVでは爆発と共に魚が吹っ飛ぶシーンや風が強すぎてパネルが吹き飛ばされるなど、かなりアグレッシブな内容となっていて大変夏を感じられる。
夏が始まった京都はとても蒸し暑い。
盆地特有の夏は蒸し暑く、冬は底冷えする京都。
しかし暑いのは京都だけではない、日本列島どこも暑い、もちろんロマが働いている大阪も暑い。
しかもこの暑い中、熱のこもるコンテナの中に車のパーツを隙間なく詰めていく作業があるので、文字通り蒸し風呂の中で仕事をしているロマ。
夜にテレビ電話がかかってきた。
「モモイちゃん元気?ちょっと聞きたいことがあるんだけど」
何やら外にいるようで、暗くてロマの歯しか見えない。
「どしたん?」
「クーラーつけてるんだけど、風がちょっとしか来ないよ〜暑くて昨日寝る時はパンツだけになっちゃったよ!」
なるほど、リモコンの文字が読めないのだ。
私がアラビア語を読めないように、ロマにとって漢字は謎のサインなのだ。
冷房は何とかわかって、温度の上げ下げまでは辿り着けたが風量のボタンがどれか分からずそよ風モードで暮らしている様子。
「わかった、教えるから部屋に行ってリモコンを画面に映して」
テレビ電話越しにスイッチの位置を説明し、冷房25度、風量強に設定してみた。
「そうそうそこ押して、押すたびに風量変わるから。」
「おお〜〜〜ソナンヤ〜」
クーラーの下に手を伸ばし、風をあびて喜んでいる。
「すごい、昨日はシャワーした後もこの部屋でずっと汗だくだったのに、こんなに涼しくなるんや〜!教えてくれてありがとう!」
「いえいえ、良い夜をお過ごしください。」
電話を切って隣を見ると、クーラーの効いた部屋で伸びきってテクノロジーの恩恵を受けているメイタタ。そりゃ暑いよね、24時間クーラー生活の幕開けだ。
夏は始まったばかり、日本の酷暑を乗りこなすぞ!
