メイタタのしもべ日記

タンザニアに住むマサイの夫と遠距離中の看護師

ふんどし

昨日、2/14はふんどしの日だった。

世の中がバレンタインデーに沸いていたその日、ふんどしも頑張っていた。

 

ふんどしなど見たこともない、という人が多いかもしれない。

祖父(90歳代)くらいの世代は日常使いしていたのだろうけど、私も知っている人でふんどしを締めている人に出会ったことがない。

しかし、手術のお供にT字帯は必須。

T字帯イコールふんどしである。院内の売店やコンビニには必ず置いてある売れ筋商品だ。最近ではオムツでも良いところも増えてきたが、まだまだふんどし優勢である。

 

手術室、病棟で勤務する中で今まで何枚のふんどしを見てきたことか。

手術=ふんどしの方程式を数年間疑問にも思わなかったが、とくにこれと言った根拠は無いらしい。根拠大好きな看護の世界で、ノーエビデンスにも関わらず古の昔から使われてきたふんどし。

 

腹囲も長さも調節ができて、締め付けがなく風通しもよいあの布。

デメリットといえば、緩みやすくやや心許ないホールド感。術衣のはだけた裾からたまにパンチラならぬふんチラ、もっといくとチンチラになっちゃってるのを目撃するたびにそっとポジションを直してきた。

とはいえ、自分も他の人よりふんどしに関わってきた自負はあるが着たことはない。日本の伝統的な下着、ちょっと試してみたいかもしれない。

 

ビニールが付いているのは好みではない↓プレーンが良い。