メイタタのしもべ日記

タンザニアに住むマサイの夫と遠距離中の看護師

健康が一番大事:帰国と再就職から始まる新たな生活

帰国して、前回の職場にぬるっと再就職して早1か月。

2カ月間お留守にしていたのだが、みんな「おお!帰ってきたんか!いいとこにおった!」とばかりに復帰1日目から緊急手術の外回りをしていた。

来てほしいと言ってくれる職場があることはありがたいことだ。

 

私は1月にタンザニアでロマと結婚して、2月に帰国した。一人で。

というのも、VISAを取得する手続きがいるのと、ロマが村でお店を始めたからだ。

ロマのお店が軌道に乗ったころに、日本に来れるような計画(今のところは)。

いままで計画通りに事が運んだことがないので、私たちが次回いつ会えるのかは不明だ。

明日は明日の風が吹く

そんなわけで私は半年間の契約社員としてまた手術室で働くことになった。

 

前回の契約期間は1日も休まなかった。

睡眠3時間で働いていたのに!

強靭な体に感謝していたのだが、ついに休んでしまった。

昨日の朝、起床時は問題なかった。

家を出る直前にトイレに行ったら下痢だったが、昨日辛ラーメン食べたからかな?と思ってそのまま駅向かった。

電車に乗って、暖かいのもあってなんだか気分が悪くなってきた。

しばらく我慢していたが、突然吐き気を催した。

「ヤバイ!電車内はあかん!」人としての矜持を捨てるわけにはいかない…!

口内に上がってきた胃液をもう一度胃に押し返す。

すると2倍の量の胃液が戻ってきて、口から出てしまった!大体はマスク内にキャッチしたが数滴出てしまった。

両隣に座っていた男性が一瞬ビクッとしたのを私は見逃さなかった。

すみませんと心で唱えながら、次の駅まで地獄のライドオン。

駅の構内で座り込んで困ったな、と思っていたら女性が2人来て助けてくれた。

大丈夫ですか?とティッシュをくれて、もう一人は駅員さんを呼びに行ってくれた。

人のやさしさに触れてじーんとしたのもつかの間、今度はお腹が痛い。

トイレでまた下痢、下痢っていうか水。お尻から水が出る。

 

そこで帰ればいいのに、謎の社畜根性を発揮して這うように職場へ。

ここまでの顛末を上司に報告すると「え、帰ったら?」と困惑していた。

「できるだけ頑張ります。」

勤務開始から35分後、チーン。

「帰ります。」

「気を付けてね。」

そこからまたバスに乗って駅を目指す、途中でまた胸にこみあげてくるものがある。

エモーショナルなほうじゃなくて物理の方。

途中下車してまた出してしまった、朝の10時半に側溝にしゃがむ私を通行人はなんて思っただろう。昼夜を問わず酔っ払いの多い地域だからいつもの光景だったかもしれない。とりあえず車内で粗相しなくてよかった。

 

いつもは1時間で帰れるのに、2時間かけて帰宅した。

そしてトイレとベッドをシャトルランして朝を迎え、本日も休みました。

そして思うに、症状からロタだと思う。お尻から米のとぎ汁出るし。

土曜に食べた牡蠣か…?

こんな目にあっても、まだ牡蠣が食べたいなと思っている。

健康が一番大事。