メイタタのしもべ日記

タンザニアに住むマサイの夫と遠距離中の看護師

ダーリンはマサイの人

国際結婚手続きタンザニア編

タンザニアでマサイ族のロマと結婚したのが1月。 日本に帰国して本籍地で結婚届を提出して新戸籍が出来たため、役所に戸籍謄本を取りに行った。 これがないと出入国在留管理庁に提出する書類が揃わないからだ。 窓口で受け取る時に、係の男性から「国際結婚…

マサイ結婚式〜夜の部〜

昼間の結婚式が終わった16時頃から記憶を失い、起きたら18時だった。 ママやロマは夜の結婚式に備えて準備に大忙し。花嫁は爆睡。 みんな私が疲れてるから、起こさずに寝かしておいてくれた模様。 アッシェナレン(マサイ語でありがとう)。 起きて外に出ると…

マサイ結婚式

マサイ村での結婚式当日、朝6時に起床。 前日まで降ったり止んだりしていた空模様も何処へやら、快晴である。 朝日を浴びて、ママや妹たちと挨拶を交わす。 おばあちゃんたちが手伝ってくれて、ウェディングドレスが最後の仕上げに入った。 その隣で、今から…

結婚指輪探し

今まで縁がなかった「結婚」というライフイベント。 高校生の頃、家庭科の授業で「未来の人生年表」みたいなのを書く授業があって当時の私のライフプランは高校卒業→大学卒業→就職→退職→人生の終焉を迎えるというアッサリした年表を先生に提出した。 友達も…

結婚式前夜

晴れて婚姻成立した翌日。 ロマは朝から結婚式の準備に奔走していて不在。 私はいつもの日常と変わらないので、朝からチャイを飲んでこうしてブログを書いている。 水曜日に結婚して、金曜日にマサイ式結婚式が執り行われる予定。 人生初の結婚式イベント…!…

マサイの戦士と結婚しました

ロマと結婚した。 出会ってから1年2ヶ月。 ほとんどの時間は遠距離恋愛だったから早いような、時間が経っているような不思議な気持ち。 2022年11月。 1人でバックパック背負ってたどり着いたタンザニア。ザンジバル島でたまたま出会ったマサイの戦士と結婚す…

野生動物に会った話

タンザニアの田舎で、毎日楽しく暮らしている。 この村にはライオンもシマウマもゾウも居ないけれど、日本では見ない動物に遭遇する。 トイレ(草原)で用を足し、振り返るとカメレオンが地を這っていた。 「ケニョンガ!!(スワヒリ語でカメレオン)」 思わず…

ロマの家族

ロマのひいおばあちゃんの話。 もう天寿を全うされて、私は会ったことがないひいおばあちゃん。 亡くなった時107歳だったとか。 確かに息子であるおじいちゃんも80代後半だけど、私よりも歩くの早い。 一番下の子まだ3歳くらいだし。 ご長寿家系なのかもしれ…

謹賀新年フロムタンザニア

明けましておめでとうございます。 2023年はこのブログを始めて、細々と今日まで続けることが出来ました! 今年はもう少し更新頻度をあげたいところです。 年末はロマと一緒にマーケットに行って、仔牛を二頭購入した。 マーケットは牛やヤギなどがたくさん…

どのプレゼントが喜ばれたかランキング

日本で買って行ったお土産。 何が一番喜ばれたか、私の客観的な視点でランキングを作ってみた。 3位 UNIQLOフリース 毎年出るあのフリース。 今年発売されたフワフワ感アップの生地。軽くて暖かく、私も1着欲しいなと思う。ママも袖を通して「いいわ〜」と言…

8ヶ月ぶりのマサイ村

ダルエスサラームからマサイ村へ帰る日がやってきた。 村の子どもたちにクリスマスプレゼントを買って、いざバスターミナルへ。 クリスマスの帰省ラッシュで、バスターミナルは人だらけ。ハンデニ行きのバス停にたどり着いたが、1回目のバスには乗れず次のバ…

8ヶ月ぶりのマサイ村

ダルエスサラームからマサイ村へ帰る日がやってきた。 村の子どもたちにクリスマスプレゼントを買って、いざバスターミナルへ。 クリスマスの帰省ラッシュで、バスターミナルは人だらけ。ハンデニ行きのバス停にたどり着いたが、1回目のバスには乗れず次のバ…

ロマと喧嘩した話

先日、些細なことでロマと喧嘩になった。 いつもはしばらく口を聞かないで、そのうち元に戻るのだが、今回は私も腹に据えかねて読みかけの本を持って外に出た。 外は30度以上の灼熱のダルエスサラーム。 日陰を探そうと、前にロマと散歩した道を辿って広いグ…

マサイ彼氏、本当の誕生日を知る

マサイは誕生日に対する意識が希薄だ。 ロマの両親あたりになると、西暦何年産まれかも怪しい。 祖父(長老)なんてもっと曖昧だ。 何歳っていう概念があまりない。 なぜなら、マサイは人生がステージに区分されているからだ。 幼少期、戦士の時代、長老の時代…

日本の田舎からタンザニアの田舎へ

土日は役所が閉まっているのを良いことに、堕落した生活を送っていた。 ホテルに篭ってYouTube見てランチ食べて昼寝して。またなんか食べて寝る。 2倍速で働いていた自分にとっては天国みたいな状況だが、流石に疑問も浮かぶ。もはや日本にいるのとタンザニ…

マルチリンガルの集い

タンザニアに着いた日は、さすがに疲れていてロマにマッサージして貰いながら眠りについた。 翌日、色々な手続きのために役所関係を巡ってホテルに戻ってバタンキュー。 その手続き関係を巡っている時に、こっちに住んでいるしおりちゃんに色々と情報を聞い…

灼熱のタンザニア

ダルエスサラームにある国際空港に着いた瞬間、熱風を感じる。 機内アナウンスによると14:00現在の気温は35度。 12月の日本の格好で降り立った私はゆでダコになる未来しかない。 検疫でアジア人がわんさか並んで何かを提出している。まだコロナワクチン証明…

日本出国~1万キロの遠距離恋愛~

ついにタンザニアに再訪する日がやってきた。 4月末に帰国してから、長かったカウントダウンが終わりを告げた。 2日前にスナックを、1日前に手術室の最終出勤を迎え中1日も空けずの出発。 スナックでは、私が最終日だと聞いて来てくれたお客さんがなんとシャ…

タンザニアビザの取得

まさか一記事も書かずに11月も下旬になっていることに驚く。 え?こないだ文化の日やったやん? あれ?瞬きしたら12月になるやつ? 毎日それなりに忙しい日々を過ごしていたけれど、ブログを書く暇がなかったわけではない。なのに書けなかった、是、ただのサ…

連絡が取れるようになったマサイの彼氏

7月中旬からおよそ1か月、音信不通だったマサイの彼氏と8月中旬に連絡が取れるようになった。 今回の音信不通の原因を要約すると 「色々トラブルがあってスマホを他人に取り上げられていた」 はい、意味わからん。 そこを追及しても時間の無駄なので、生きて…

音信不通のマサイの彼氏

絶賛音信不通の彼氏フロムタンザニア。 以前にも1カ月半くらい音信不通の期間があったので、もはや「またか…。」の境地。 7月半ばから、およそ1か月。既読すらつかない。 前日まで普通にチャットしてたのに、突然音信不通。 あっち(タンザニア)は日本では…

マラリアに罹った彼

日本にいると縁遠い病気マラリア。 主に熱帯〜亜熱帯地域で流行する、マラリア原虫を持った蚊に刺される事で感染する病気。 かつて日本でも蔓延していた時代があったのだけど、公衆衛生の改善とともに減っていき近年は海外からの持ち込み症例でしか見ない疾…

私が働く理由

瞬きしたら6月だった。 のんびりした4月から、再就職して怒涛の5月が昨日で終わりを迎えた。 久しぶりの手術室で、やればなんとなく思い出すけれど勉強しなおすことが多くて脳がキャパオーバー。がんばれ私の脳、応援している。 とはいえ、全く知識がない訳…

マサイ村滞在記⑦ロマの家族

ロマの家族は女系家族で、彼以外は全員女。 ロマが第一子でそこから妹たちが5人いる、みんな大変美しい。 マサイ族は一口に言うと美しい。 容姿が美しいだけではなく、マサイ族であることに誇りをもって暮らしているライフスタイルが美しい。 そんな家族に囲…

マサイ村滞在記⑥牛が一番大事

マサイ村の一日は夜明けとともに牛の世話から始まる。 夜のうちは牛を柵の中に入れて、外敵から守りつつ脱走を防いで、朝になったら柵から出して広場でしばらくリラックスタイム。 仔牛はお母さんにひっついておっぱいを飲んでいる。その横でモニカ(4番目の…

雨の日に傘をささない南の国

沖縄が梅雨入りしたとニュースで見た。 大阪も朝から少し雨が降っていて、傘をささなくてもいいくらいの霧雨だった。そろそろ梅雨のシーズンがやってくる。 4月はタンザニアに滞在していた。タンザニアはサバンナ気候で雨季は3月~5月の大雨期間と11月~翌2…

ロマの家の屋根が吹っ飛んだ

今日も仕事が終わって、家に帰ってロマに「仕事終わって帰ってきたよー」とチャットすると、「お疲れ様!」と共に10枚の写真が送られてきた。 そこにはロマの家が写っている。 間違いなく彼の家だが様子がおかしい、拡大してみてみると屋根が吹っ飛んでスッ…

マサイの彼氏と遠距離恋愛

日本で暮らす私とタンザニアで暮らす私の彼氏。 その距離実に1万1000km、時差は6時間。 ザンジバル島で出会って半年くらいお付き合いしているが、その中で物理的に一緒に居た時間は1か月ちょっと。 meitatanoshimobe.hateblo.jp まさか自分が遠距離恋愛、タ…

マサイ村滞在記⑤結婚式の後の宴に参加してみた

マサイ村で滞在していたある日、ロマに「近くの集落で結婚式があって、夜にお祝いに行くんだけど一緒に行かない?」と誘われた。 マサイのドレスを着て、ママにいつもより派手なネックレスを着けてもらい歩くたびにシャラシャラと音を鳴らしながらロマに見て…

マサイ村滞在記④長老の歓迎

マサイ村に着いた翌日。 ロマのおじいちゃん(長老)に呼ばれて、御宅に伺うことになった。 長老宅に着くと、椅子に掛けるよう勧められビビ(おばあちゃん)の隣に座らせてもらった。敷地内にある家は同じような造りになっていて、土壁と藁で出来た屋根の家が…