メイタタのしもべ日記

タンザニアに住むマサイの夫と遠距離中の看護師

時の流れに身を任せ

バタバタしているうちに月日は流れ、なんと9月が半分以上過ぎていた。

半分というかもう来週でおわり。お・し・ま・い・DEATH!!!!!

 

私が渡航するまでの日数も早90日を切り、いよいよ本格的に準備期間に移るわけだが何もしていない。何もしていないの上塗りにロマから悲報が届く。

「バイクで人に接触した。警察で拘留されている。」

 

車に撥ねられ、マラリアにかかり、今度は人身事故。

ロマに平穏は訪れないのだろうか?

学生2人がふざけて道路に飛び出してきたところ、一人目はかわしたけれど二人目は避けきれず接触

幸い相手はケガで済んだけれど、治療費と罰金(?)払ったよね、私が。

もっと平穏に生きてくれ。

 

悪い知らせとともに、良い知らせも来た。

ザンジバルで仕事見つかったらしいので、間もなくセキュリティかなんかで働くらしい。真面目に働いてお金を稼いで普通に暮らしてほしい、切実に。

 

私はというと、病院で働きスナックで働き、睡眠時間は移動時間と昼休みの生活を続けている。

昨日も起きたら7時54分で、いつも7時半に家を出るのに大幅に出遅れた。

起床後3秒くらいは時計を見つめて我に返り、1分で家を出てギリギリ間に合った。

心臓に悪い、余裕をもって暮らしたい。

 

今まで何度も旅に出て、出発が間に合わなかったことはないので何とかなるだろうと思っている。パスポートとカード、スマホがあれば最悪なんとかなる。

 

最近ふと思う、スマホばっかり見て旅先の何気ない風景を見逃してるんじゃないか。

スマホ越しの見栄えのいい景色を無意識に切り取る作業が旅の大半になっている気がして、スマホのない時代の旅が懐かしいなと思う。

地図とガイドブック片手に宿の人に美味しいお店聞いて回ったり、翻訳アプリもないからガイドブックの片隅にカタカナで書かれた旅の○○語を言ってみたり。

不便な旅も楽しかったな。

 

たまには旅先でスマホの電源を切って、迷いながらコスパの悪い旅を楽しむのもいいかもしれない。

まあ、ロマのところに行けば必然的にオフラインになるんだけれど。

 

旅立ちまで後82日。