メイタタのしもべ日記

タンザニアに住むマサイの夫と遠距離中の看護師

初めてのマンモグラフィ

今年で齢40歳。

40歳になったらしようと思っていた事がある。

そう、マンモグラフィ

若くして乳がんで手術に来る患者さんを何人も見てきた。親戚にも乳がんになった人がいるし、早期発見早期治療の重要性は理解している。

 

今までエコーと触診だけだったけど、やっといた方がいいよねと。

マンモグラフィはお乳を上下左右、板で挟んで伸ばして撮影するのだけれどうちの母曰く「とっても痛い、地獄の検査」なんて言うから、やりたくないなぁーと思っているうちにこの年になってしまった。

 

タンザニアに行く前に近所の乳腺外科に行ってみた。

先生の問診の後、着替えてマンモグラフィ撮影。技師さんは女性で、「初めてです」と伝えるとゆっくり優しく説明してくれて板で挟む時も「今から挟みますね」と心の準備をさせてくれた。

 

私のみかんくらいの胸が板の上にちょこんと載っている。上からアクリルの板が迫ってくる。

!!

痛くない。あれ???

私の胸が器械で板挟みになってにょ〜んと伸びている。まるでスライムが暑さで溶けて伸びているような姿。

確かに挟まれて多少の痛みはあるものの、思っていた痛みの1/10くらい。

どうやら若いと肌の張りがあって痛みが強く出るらしい、私は加齢とともに皮膚が柔らかくなってそんなに痛みを感じなかった模様。

 

なんだ、もっと早くに検査しとけば良かった。

先生からマンモグラフィの画像の説明を受け、その後エコーもしてもらった。

エコー中も先生が説明しながら見せてくれてよくわかった。

「ここが乳腺ね、この黒いところは水が溜まってるね〜ここ脂肪組織、あー薄いねー。」

ついて欲しいところには付かない脂肪。

 

結果、異常なし。

自分でお乳を触診する習慣をつけるようにしましょうと言われて終わり。

その後、婦人科にも子宮がん検診を受けに行き、異常なし。

 

ロマに乳がん検診と子宮がん検診問題なかったと伝えるとえらく心配された。

「どっか悪いの?」

日本にいると検診、予防医学は日常的だけれどロマにしてみれば体の不調があって初めて病院に行くイメージなんだなあ。

医療が身近にある環境に感謝!!