メイタタのしもべ日記

タンザニアに住むマサイの夫と遠距離中の看護師

六甲山登山

六甲山に登った、約1年ぶりに。

というか振り返れば前回の登山はキリマンジャロやし、それも1年前やし。

1年間山登りせずにいたことに驚いている。

 

キリマンジャロ登った後は、「日本の山に登ろう!」な~んて息巻いて帰国したのに。

冬山は私には難易度高いからやめておこう→春は仕事が忙しいからやめておこう→夏は暑(以下略)…とまあ、やらない言い訳探しに奔走しているうちに1年が過ぎた。

iPhoneのカメラロールに収められている去年の六甲山の写真を見て、今行かないでいつ行くの!と自分を登山モードにしていざ出発。

 

阪急芦屋川駅から住宅街を抜けて、ロックガーデンへ。

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初めて行ったときは「こんな岩登れるの?」だったが、2度目は割と簡単に登れたように思う。といってもカメのような速度だったけれど、安全に登り切り風吹岩へ。

ここまでは前回の記憶通りだったけれど、風吹岩から六甲山頂上までが思ったより長く感じた。

ずーっと上りなわけではなくて、尾根をつたうように上がったり下がったり平坦だったりと楽しくハイキングできるコース。途中、ハイカーの人たちやトレイルランの人たちにすれ違う。山で出会う人たちはすれ違い時に挨拶を交わす、それがまた気持ちいい。

 

途中、川を渡るときに足元にいたサワガニを捕まえてみた。

小さい頃はサワガニいっぱい取って「飼う!」なんて言って両親を困らせたなあ…青いポリバケツにこれまたいっぱいサワガニコレクションして、何を食べてどういう環境で育つのかも知らずに。

クラスメイトがサワガニいっぱい捕まえて教室に水槽ごと持ってきて見事に全滅したことあったなあ…生命の尊さをこうやって知ったのかもしれない。

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山を一人で登っていると、なんだか楽しい。

黙々と自分のペースで目的地目指して歩く、遠かった頂上が一歩一歩近づいてくるあの感覚。目に見える達成感が気持ちいい。

頂上からはきれいに晴れ渡った神戸と大阪の街並みが見えた。

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冬が来る前にもう一回は行こう、とここに宣言します。