メイタタのしもべ日記

タンザニアに住むマサイの夫と遠距離中の看護師

全身脱毛

今起こったことをありのまま書く。

 

明日は全身脱毛に行く日なので、数カ月ぶりにムダ毛の処理を始めたまでは良かった。

腕、足、指毛ふふふーんと鼻歌交じりに電動シェーバーで剃っていく。

ずいぶん薄くなったのであまり気にせず適当に処理していく。

そもそも脱毛は3回目。

1回目は20代前半に脇脱毛をニードルで1本ずつ抜くという拷問に耐えて綺麗になった。

2回目は30代前半に暇を持て余して『毛でも失くすか』と通い始めたが、ジェルの冷たさに耐えきれず途中で行かなくなった。

3回目はこれまたコロナで暇を持て余しまくりすてぃだった時にYouTubeでヒカルが脱毛サロンを立ち上げたので行ってみることにしたのだ。

 

別に腕毛や足毛が茂っていようと、当の本人は気に掛けることもなく生きていたので、カウンセリングのお姉さんに「どれくらいの周期でお手入れされていますか?」と聞かれて馬鹿正直に「してないです、いつもボーボーで気にせず過ごしています。」と答えて「なぜ来たし?!」と爆笑し合ったのがきっかけで今も通っている。

 

ふと鏡を見ると、顔の産毛がめちゃめちゃ生えていた。

もはや産毛の領域を超えて立派な毛が生えてはいかんところからこんにちはしている。

おでこの産毛と眉毛が側面で繋がっているではないか、両津勘吉ですらそこは繋がっていないのに…!

 

もともと私はおでこが狭く、富士額がそれをさらに助長させている。

YouTuberのムロチャンがおでこの毛を剃っている(現在は抜いている)のを思い出し、『そうだ、私も脱毛で産毛をなくしてもらえばいい!』

思いついたらすぐ行動、思考時間0.1秒。

 

高校生の時もラルク花葬MVを見て「眉毛のないハイドかっこいい!!私もハイドになりたい!!」からの自分の眉毛全剃りで父の爆笑を買った。眉毛がなくて許されるのは美形だけ。

 

結構、大胆に剃りこんでいった結果不自然すぎる生え際が誕生してしまった。

元の生え際から1.5cmはやりすぎた。

やはり神がお決めになられたおでこの領域を、勝手にいじくってはいけないということか。不自然すぎる生え際で、明日もおでこ全開で手術に挑まなければならない。

誰も私のおでこなど見ないとは思うが、帽子は深めにかぶろう。そしていい感じの産毛が生えてくるまで耐えるのだ。

 

じょりじょりする生え際を触りつつ、明日になればもう忘れていそうな自分が怖い。