メイタタのしもべ日記

タンザニア出身マサイの夫と日本人妻の日常

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ウェディングフォト

結婚式は延期になったが、実はウェディングフォトなるものを日本で撮影した。

10月の上旬、台風が来るとか来ないとか騒いでいた時期に私とロマは石垣島に向かっていた。

 

12年前、私は英語を学ぶためにフィジーという国に3ヶ月滞在していた。

フィジーはフィジー人と、かつてイギリス領だった時代に入植してきたインド人が住んでおり公用語は英語なのだ。結局私の英語力は特に変化せず、ホストマザーと近所のおばちゃんと喋りまくった結果フィジー語の方が上達したんじゃないか?という結果になった。

 

そこの語学学校で出会った友人Sが石垣島でダイビングインストラクター兼フォトグラファーをしている。久しぶりに会いたかったのと、ロマを紹介したかったのでフォトツアーを申し込むことにした。

ピーチに乗っていざ石垣島へ。

ロマは2回目のフライトで少し慣れてきたようだが、LCCの座席の狭さに驚いていた。

長い足を折り畳み耐えること3時間、石垣空港に着いた時、外は大雨だった。

「どうやって市街地までいくかねえ」

空港内をウロウロして外に出ようとしたその時、目の前に男性が飛び出してきた。

「タタ!」

「???おぁ!久しぶり!」

Sが迎えにきてくれていたのだ。

まさか空港にきてくれているとは思わなかったので、目の前にいる友人を認識できなかった。

なんなら後ろにいたロマはSがキョロキョロしているのを見て「あ、あれが友達かな?」と思って見ていたらしい。さすがマサイの視力。

 

土砂降りの中、空港まで来てくれて本当に助かった。

しかも夕ご飯まで予約してくれていて、宿に着いた後一緒にご飯を食べることになった。

Sはフィジーの学校を卒業後、オーストラリアのケアンズでダイビングインストラクターとして働いていた。その後、インドネシアでも働いて日本に帰ってきたのだ。

お互い12年経って、年は取ったがフィジーで出会った時と変わらない感じが心地よかった。

私はなんの気兼ねもなく「ウェディングフォト撮りたいんだよね、よろしく!」とお願いしたが、彼は夜遅くまでどこのロケーションがいいか悩んで探してくれた。

 

翌日、少し雲はあるがいい天気。

石垣島の美しい自然を廻りながら写真撮影を開始。

ロマはやや緊張していたが、友人が英語を話せるのもあって随分助けられた。

私もこんなに何百枚も写真を撮られたことがないので、疲れはしたがSのおかげで緊張もなく楽しく撮影することができた。

長い付き合いの友人にウェディングフォトを撮ってもらえるなんて、フィジーにいた頃は考えもしなかったなあとお互い笑い合い、素敵な1日になった。

ロマは車窓から見える牛に興味津々で楽しそうだったので良しとする。

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ちなみにウェディングドレスはSH◯INで2828円で購入しました。

 

https://www.instagram.com/satoshi_photographer?igsh=MWF0Zm5xcHk0OHNwOQ==

↑友人のInstagram