新潟の友達家族に連れられて、上越地方に足を踏み入れた。
新潟は細長く、上越、中越、下越に分かれていることを知る。学生の頃、地理でやったんだろうけどさっぱり記憶になかった。
もっと日本のこと学ばねば!(ロマにあれこれ聞かれるし。)
雲ひとつない青空で、気温も温暖でカイロは必要なさそう。
11時半に有名な豚汁のお店「たちばな」についたら長蛇の列!日曜日だし、いい天気でライダーの人たちも十数人待っている。これはまたの機会にしようということで、妙高に向かって再出発。
途中、JAがあってそこで十割蕎麦をいただいたのがとても美味しかった。
日本にいる間に、日本食を満喫せねば!と思っているうちに当然の如く太ったが、これは必要な行為だと自分に言い聞かせ温かな三段腹を無視した。
さて、妙高山が見えてきていよいよ目的の赤倉高原にやってきた。
10月に開通したロープウェイに乗って赤倉を楽しむ計画だ。
たまたま今年は雪が遅く、ロープウェイも本当ならもう閉まっているところだったが延長されていて偶然乗れた。しかも最終日だったので、本当にラッキーだった。
真っ赤なロープウェイに乗って、赤倉高原ホテルを通り越しさらに上まで上がっていく。
ところどころ紅葉して、山がうっすら色づいてきている。
ロープウェイを降りて、山小屋の後ろを見ると雪が残っている。先日降った雪が、日影のところだけ残っているのだろう。シャーベット状のサクサクした雪を小さな子が投げて遊んでいる。
木の上から長いロープを吊るしてブランコにしたり、木と木の間にハンモックを吊るしたり親子で遊べるいいスポットだ。
ブナの木の林を15分ほど登ると開けた場所に出た。雪が積もればスキーができそうななだらかな下り坂が続く。
下り坂を使って友人家族と私の5人でグリコをしたら、私が最下位だった。赤倉高原に響き渡る「グーリーコ!」は大変楽しかった。
帰りにロープウェイ乗り場を降りたところで、四つ葉のクローバーを見つけた。
とてもいい旅だった。
次回、私が新潟に遊びにくる頃には子供達も大きくなって、もはや私と遊んでくれなくなるんじゃないか?なんて一抹の不安を抱えながら、年に一回くらいは帰国しようと心に誓うのであった。