メイタタのしもべ日記

タンザニアのマサイ村に嫁いだ日本人の日常

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毎月恒例の体調不良

隣町に滞在して3日目。

ロマの体調が悪い。

朝からトイレに行っては戻し、下し、食事は取れず水分を摂っても出てしまう。

ベッドに戻る気力もなく、床のカーペットに寝そべっている。

 


同じ食事をしている私はピンピンしているので、食中毒ではなさそう。

「病院行こうよ。」

「今は無理、後で。」

確かに動ける状態じゃなさそう。

そう言っているうちに夕方になってしまった。

こりゃ夜になったら熱が出て、さらに症状が悪化する未来しか見えない。

私もそうだがロマもなかなかの病院嫌いで、連れて行くのに難儀する。

よし、ドクターを呼ぼう!

前にロマがそうしてくれた様に、ここにドクターを呼んで診てもらおう。

 


前に私を診てくれたドクターはこの街にいるので、夕方6時に電話してみた。

「ふんふん、症状は?わかった、行くよ〜。」

相変わらずのフットワークの軽さ、そりゃ遠いうちの村まで夜中に来てくれるドクターなんだから同じ街なんて朝飯前かもしれない。

 


ホテルに来てくれたドクターは最初に問診、そして必要物品を取りに一回病院に戻って行った。

多分、仕事が終わって家にいたのに来てくれたんだろう。

戻ってきたドクターはまず血圧を測り、マラリアの検査をした。

マラリアは陰性、とにかく脱水なので点滴で補正することになった。

ホテルの天蓋に紐をくくりつけて、そこにカラナビをつけて簡易点滴スタンドを作成。

そして点滴確保のお手伝いをした。

部屋のライトが暗いのでスマホのライトを照らしてアシスト。

いつもこのドクター手関節(手首)らへんを狙うのが不思議で、日本だったらまず関節にかからないところに取るのになんでだろうと思いながら介助。

手首なんて曲げたら滴下も変わるのに?長期間留置するわけじゃないから良いのか…?

そう思っているうちにルートは確保され、滴下確認したのちにテープで固定。

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点滴が終わるまで、ドクターはベッドサイドの小さな椅子に座ってスマホを見ている。

ロマもロマでベッドで横になりながらTikTokを見ていて、私はこのブログを書いている。

みんな自由に過ごすこの感じ、とても良い、まるで家にいるよう。

点滴を2本入れて脱水が改善されたロマは随分と気分がよくなったようだ。

よかった。

 


1ヶ月に1回、私かロマが体調不良になるこの負のサイクルを止めたい。

日本にいるときは1年に1回も病院受診しないくらい元気だったのに。(定期受診は除く)

やっぱり衛生面が良くないのか…「綺麗な水で食事前に石鹸で手洗いする」これを徹底して布教したい。

健康第一!

 


ドクターは点滴が全部終わるまで付き添ってくれた。

とてもいいドクターなんだけど、唯一気になるのは着ている服がファンキーすぎること。

最初に病院で会った時もこの服着てて、話にちっとも集中できなかった。

額から血を流しているニコちゃんマークの服、ワイルドだぜぇ。

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