メイタタのしもべ日記

タンザニアのマサイ村に嫁いだ日本人の日常

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タンザニア大統領選挙とデモ

10月29日、タンザニアの大統領選挙が行われた。

その日を皮切りに、タンザニアにいる家族と連絡が取れなくなって早6日目。

今、タンザニアの都市部では大規模なデモが起きており、ガゾリンスタンドや長距離バスが放火されたりインターネットが遮断されている。

ジュリアスニエレレ国際空港も混乱しており、エミレーツ航空は就航を見合わせているし、他の航空会社も遅延や欠航が出ているようだ。

政府はダルエスサラームに軍を展開したというニュースもあり、このデモでの死亡者は1000人を超えたとも言われているが、タンザニア全土でネットが遮断されているので詳しい情報を得ることができない。

隣国から報道されているニュースを頼りに、インターネットで情報を集めるのだがどこまでが本当で、信憑性があるかどうかわからない。

私たちが住んでいるマサイ村はダルエスサラームから8時間くらい離れている田舎なので、大丈夫だと思いたい。祈るしかないのが現状だ。

 

タンザニアの大統領はサミア大統領という女性の大統領だ。

前大統領のマグフリ氏が急死し、当時副大統領だった彼女が繰り上げで大統領になり、今回が初めての大統領選挙となった。

彼女はCCMの党首であり、タンザニア初の女性大統領になった人物だ。

タンザニアの野党で敵対するCHADEMAのリーダーを4月に国家反逆罪で逮捕したり、他にも賄賂の疑惑や財政の運営方法など国民から批判されることも多かった。

そして迎えた今回の選挙。

国民の不満は一気に爆発した。

アフリカの国の中ではわりかし穏やかで治安も良い方だったタンザニアが、一夜にして火の海に包まれてしまった。

タンザニア日本大使館からのメールでは、夜6時から朝6時までの夜間外出禁止令が発令され、他の国の大使館も同じような警告を発表している。

 

11月1日の開票結果で98%の支持を得てサミア大統領が勝利したというニュースを見た。

98%!普通に選挙したらそんなことにはならないだろう。国民の怒りに火を油を注ぎ、今日に至るまでデモが沈静化したというニュースは発表されていない。

そして、サミア大統領からの声明も発表されていない。

彼女は今タンザニアを離れて別の国にいるのではないかという憶測も飛び交っている。

 

私たちのタンザニア帰国もいつになるかわからなくなったので、腹を括って事態を見守ろうと思います。

1日も早く、タンザニアが平穏な日常を取り戻せますように。