メイタタのしもべ日記

タンザニアのマサイ村に嫁いだ日本人の日常

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ロマとの日本生活、私たちの近況

日本に帰ってきて数ヶ月、何をしているかと言うと看護師として働いている。

そう、飛行機代を稼がないと帰れまてんミッションが発生しているのだ。

「ご利用は計画的に」よく聞くフレーズだが、お金に対してパラッパラッパーな私は若い時からあればあるだけ使うタイプ。

「宵越しの金は持たねえ!」と給料を翌日に使い切ってみたり、クレジットカードを打ち出の小槌だと錯覚したり。

明日元気に動ける体かどうかもわからないんだから使うなら今日でしょ!と散財を繰り返してきた。刹那的すぎた20代。

マネーリテラシーを何処に置いてきたのか…?

一応、書籍お金の大学とか読んで「守る力」とか理解はしたんだけれど実行はできていないのが現状だ。

ないなら稼げばいいんでしょ!とのたまっていた2年前より体力は落ち、月間300時間も働けないのでやっぱり節度ある生活を心がけねばならない。

 

さて、現在働いているのは診療所で主に検診や外来業務を経験させてもらっている。

繰り返しの作業が大好きなので、検診はとっても楽しい。

腹囲を測り、聴力を検査し、眼底の写真を撮ったり採血したりしている。

先日、カタカナの名前の人が検診にきて日本語は話せるがちょっとしたニュアンスが難しい様子だったので英語で話しかけてみた。

彼女の国の公用語は英語で、日本人の夫がいて日本で住んでいるそうだ。

しばらく喋っていると「あなたどうして英語が話せるの?」と聞かれた。

「私の夫も外国人で、英語でコミュニケーションとってるんです。」

「そうなの!あなたの顔立ちがちょっと外国っぽかったから何処の人かと思ったわ。」

「生粋の日本人なんですけど、ネパール人に間違われたりしますね〜」

彼女はまじまじと私の顔を見て笑い始めた、いやもう大笑いだ。

やっぱりネパール人っぽいのだろうか?ネパールを旅していた時、よくネパール語で話しかけられたなぁ。I LOVE NEPAL。(ちなみにタイではタイ語で話しかけられていた。)

一緒に働くスタッフも素敵な人たちで、毎日楽しく働かせてもらっている。

 

仕事の帰りに近所のスーパーに寄って、特売の白菜1/4カット88円をカゴに入れてうろうろしていると、品出しのおっちゃんに呼び止められた。

「奥さん!こっちの方がいいから!」

そう言って、私のカゴに入っていた白菜を取り出し、品出し中の箱の中から大きくて新鮮な白菜を入れてくれた。

新鮮な白菜をエコバッグに入れてルンルンで家に帰った。その日の夜、鍋にして美味しくいただいた。

 

夜はロマと日本語の勉強をしたり、そのまま寝落ちしたりの毎日で体力の衰えを感じる。

それを知ってか知らずかロマは私をランニングに誘ってくれるのだが、ロマの走るスピードについていけず脱落する日々。足の長さが違いすぎる!!

ちなみにロマは最盛期に83Kgあったという体重を74kgまで戻すことに成功した。

出会った頃の60kgに戻る日も近い???

 

ロマはロマで、日本語の勉強に精を出し、時々ハッとする言葉を言ったりする。

散歩中にいきなり「カミガミココニイル」と言うので何事かと思ったら「神々、ここに居る」だった。神社の近くを通ったので、そう思ったらしい。

どこで覚えたんだか、わかる単語が増えて今や私のマサイ語よりずっと上手に日本語を話している。

これを書いている隣でニュースを見ながら知っている単語を復唱し、意味が合っているか私に確認してくる。素晴らしい言語センス!

 

こんな感じで二人で日本生活をエンジョイしています。

今日からグッと寒くなるらしいので、風邪をひかないよう気をつけたいと思います。