仕事から帰り、郵便受けを覗くと郵便物不在連絡票が入っていた。
簡易書留が届いたが、不在だったので持ち帰った模様。
差出人を見ると「大阪出入国在留管理局」!!
遡ること2ヶ月前、私はロマの在留資格認定証明書をとりに出入国在留管理局に出向いたのであった。
公的な書類を取り寄せ、今までのやり取りがわかる写真やメールをかき集め、12ページの書類を抜け漏れなく書いて持っていった。
質問票っていうのが8ページあって、彼のフルネーム生年月日職業家族構成、家族の名前と年齢と住所ウンタラカンタラ。
まず、マサイの上の年代の方々はそもそも自分の年齢をしらん人が多い。
ロマにお父さん何歳?って聞くと「78歳くらいちゃう?」。そんなわけない、お父さんもっと若いって!お母さんも70代くらいって、そんなわけない。一番下の妹まだ8歳やで?
妹たちの年も適当すぎて眩暈がした。
答えのない問答をしても仕方がない、知らんもんは知らんのだ。
次に私の項目を埋めていく、年齢職業年収、自宅は所有か賃貸か、間取りまで書くところがある。
二人の出会いから交際、結婚に至るまでの経過を記載。
夫婦間で使う言語、どうしても伝わらない時の解決方法、結婚式はしたか、誰がきたか云々。
偽装結婚じゃないですよ〜無職の夫が日本で困らないくらいの稼ぎと家はありますよ〜とアピールしてから2ヶ月。
ついにやってきました、在留資格認定証明書!
ちなみにこれを行政書士さんに頼むこともできるんだけれど、完全お任せコースだと13〜15万円くらいする。一生に一度の手続きだから、自分でやってみるか!と思ってやったら大変だった。
これも経験、何かの役に立つかも。
この在留資格認定証明書をタンザニアの日本大使館に提出して、ビザを申請してビザが発行されて初めてロマは日本に来ることができるのだ。
長い道のりだ…
タンザニアの郵便事情は、各ご家庭に郵便物が届く仕組みではなく、近隣の郵便局の私書箱に郵便物が届きそれを各自とりに行く方法。
っていうか私書箱を持たないうちの旦那にこの証明書どうやって送る?
送って途中で紛失とか、またあの手続きするの?
かくなるうえは自分で持っていくしかない。
証明書の下の注意書きを読んでみる。
「本証明書は、上記の年月日から3月以内に査証と共に入国審査官に提出して上陸の申請を行わないときは、効力を失います。」
えーーーーー知らん知らん、今知った!!!
効力を失います?!?!?!
こんなに苦労して手に入れたのに、3ヶ月以内に来ないとパァ!!
知ってたらもう少し遅くに申請したのに。でも審査に1−3ヶ月かかるから、予定日は読めなかったなぁ。
上記内容をロマに送ってみたけれど、すぐには連絡がつかないうちの村。
9月14日までにロマを日本に連れてこよう大作戦が今宵静かに始まったのであった。