メイタタのしもべ日記

タンザニアのマサイ村に嫁いだ日本人の日常

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猫の日

2/22は猫の日

日本でお留守番してもらっているメイタタちゃんは元気にしているそうで一安心。

 


でも、あのふわふわの胸毛が恋しい。

「もっと撫でて!」と擦り付けてくる小さな後頭部も恋しい。

可愛い顔からは想像し難いダミ声も恋しい。

毎日メイタタの写真と動画を見て気を紛らわせている。

 


水不足も深刻な問題だが、猫不足も問題だ。

マサイ村の猫たちは半野良なので、なかなか触らせてもらえない。

ミルクをチラつかせ、飲んでいる最中にドサクサに紛れて触る手法以外に接触方法はない。

 


昨日も夜にキジネコが「なーんなーん」と家の前で鳴くので、ミルクを少しだけお皿に入れて待っていると来てくれた。

飲んでいる時に触ると、ビクッとして一瞬逃げる素振りを見せたが食欲が勝ったのかそのままミルクを飲み続けた。

つまりミルクの量に比例して、触る時間が延びていく。課金すればするほど撫で撫でできる…!

そこでロマが帰ってきたので、キジネコは逃げてしまった。

 


他にも黒斑の白猫がいるが、警戒心が強く人に寄りつかない。

去年まだ子猫の時は私が寝ているベッドに来て、一緒に寝てくれたのに。

あんなに可愛かったのに(今も可愛い)!

赤ちゃんから知ってる子が思春期になって寄り付かなくなるのと同じ気持ちを味わっている。

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ロマが日本にいる時に、イオンの中にあるペットショップを見つけてびっくりしていた。

「犬や猫が売ってる!!!」

そして値段の高さに感嘆していた。

「牛より高い?!!!」

 


マサイ村では犬や猫はその辺で生まれたのを貰ってくるもので、買ってくるという概念はない。

そしてペットショップに置いてあるおびただしいペット用品に圧倒されていた。

目の前を猫を載せたカートを押して歩く人の姿や服を着た犬を見て何か閃いたようだ。

 


「わかった、日本の犬と猫は子どもと同じだ!」

 


確かにそうかも。

人間の子どもと同じ待遇を受けている犬猫たち。

タンザニアもいつかそんな日が来るのだろうか。

 

今日もミルクをねだってキジネコがナーンナーンと鳴いている。マサイ村では犬猫に名前はないので、勝手に名付ける事にした。

キジネコの名前は【ナンシカ】、君の名は今日からナンシカだよ。

ナーンしか鳴かないからナンシカ。

仲良くなれますように。