メイタタのしもべ日記

タンザニア出身マサイの夫と日本人妻の日常

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キリマンジャロ登山③1日目マンダラハット

入山ゲートをくぐるときに、身体チェックと荷物チェックを受けた。

どうやらドローンを飛ばして、墜落するという事故があったので持ち込み禁止らしい。あとは危険物の持ち込みも禁止。

もちろん持っていないのですぐに通してくれた。

 

12時半に出発。

ジャングルのような熱帯雨林の中をガイドのハミシと2人で歩いていく。

ポーターのエリナが私の荷物を運んでくれるので、私は最小限の荷物だけ背負って歩く。コックとアシスタントガイド、ポーターは別ルートで先に行っているのでガイドと私だけが誰もいない山道を歩く。

ハミシが英語で話しかけてくれるが、言葉が出てこない。向こうが言うことはなんとなく理解できても、自分の言いたいことは3割も言えないもどかしさ。

これを味わうたびに「英語もっと練習しよう」と思い始めて早10年、もっと強い意志を持つか、喋らなければやっていけない環境まで自分を追い込むしかこの問題は解決されそうもない。

ヘラヘライングリッシュでなんとかコミュニケーションをとりながらゆっくりと進んでいく。

 

日本を出発するその日に、梅田の石井スポーツ店に行きインナーを買った。

店員さんに「キリマンジャロに行くんですけど、どれがいいですか?」と相談して2枚買った。店員さん曰くキリマンジャロ登山は出発ゲートから2日目くらいまでは暑いけど、そのあとは標高が3000mを超えてくるので寒くなる。そしてシャワーもないから、臭いも抑えらえるほうがいい。

おすすめしてもらったインナーを2枚買い、「楽しんできてください!」と送り出してもらった。

 

 

確かに暑い、半そでで歩いていると汗が滴るくらいの気候だった。

なだらかな勾配をてくてく歩く、登山というよりはハイキングだ。

途中で休憩してお昼ごはんのランチボックスを食べた、お米とチキンが入っていて美味しかった。休憩すると汗が冷えて寒いので、薄い羽織は持っておいた方が良い。

特に疲れることもなく16時半に本日の目的地「マンダラハット2720m」に到着。

泊まる山小屋も閑散期のため4人部屋に私一人。なんとこの山小屋、充電ができる!

近代化の波を感じ、でも近くには野生の猿が歩いているマンダラハットで夕食を食べて一泊。

 

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