メイタタのしもべ日記

タンザニアのマサイ村に嫁いだ日本人の日常

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マサイおじいちゃんの祝福

今日は土曜日、街の入り口で大きなマーケットが開かれている。

ロマが「お肉が食べたい!」と言うので、マーケットで焼かれたお肉を買って街のレストランに持ち込んだ。

買ったお肉もレストランに持ち込み可能なので、レストランで切ってもらってウガリとチップスを一緒にオーダーして食べた。

同じテーブルにいた高齢のマサイおじいちゃんは何も食べていないらしく、運ばれてきた私たちのご飯をじーっと見ている。

視線に気がついた夫が「一緒に食べましょう」と誘うと、凄い勢いで食べ始めた。

全部食べちゃうんじゃないかと思うくらい食べて、本当にお腹が空いていたんだなあと思った。

あまりにも食べるのが早くて、肉もウガリもチップスも全部食べちゃうんじゃないかと思って見ていたら、流石にロマも同じことを思ったようで私のお皿に取り分けてくれた。

 


自分もあんまりお金ないのに、こうして他の人と食べ物をシェアする精神はすごく良いなぁと毎回思う。

 


おじいちゃんは満足そうにお腹をさすっているので、飲み物要らないか聞くと嬉しそうに「ソーダ」と言った。

おじいちゃんは私たちにたくさんの祝福がありますようにと祈ってくれた。

奪い合えば足りず、分け合えば余る。

 


ご飯を食べて、アナとモニカ(妹②③)に会いに行った。

学校に通うため、2人で部屋を借りて生活している。久しぶりに会うモニカはまた背が伸びていた。

このまま伸びてロマくらい大きくなるのでは?

ジェニファー(妹④)も通学用の靴が小さくなって足が痛いという。

私の足の裏をジェニファーの足の裏にくっつけると、私より1cmくらいは大きくなっていた。

ついこの前まで、私のサンダルを履いてたのによく見ると踵がはみ出している。

成長期!

ジェニファー用に靴を買って、サイズ41を選ぶとロマがびっくりしていた。

「そんな大きくないよ!」

「今朝測ってきたんだって。」

家に帰ってジェニファーに履いてもらうとピッタリだった。

「ジェニー、そのうち俺より大きくなるんじゃないか?」

今はまだ小さいマグダレナ(妹⑤)もそのうち大きくなるだろう。

なんてったってバブ(おじいちゃん)がとっても大きいんだもの。

 


アナとモニカに別れを告げてバイクに乗ると、バケツをひっくり返したような雨が降ってきた。

赤い土を削り取って、至る所に赤い川を作っている。

レインコートを着ているが、そんなの意味ないくらいびしょ濡れになって家に帰った。

途中本当に帰れるのか?!と思うくらい川が出来ていたけれど、無事に帰ってこれたことに感謝。

マサイおじいちゃんの祝福のおかげだ。

雨のせいで思っていたことの半分しか出来なかったが、妹たちが元気そうだったので良かった。

雨水で満タンになったタンクを確認して、眠りについた土曜の夜。

 

 

 

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