メイタタのしもべ日記

タンザニアのマサイ村に嫁いだ日本人の日常

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成長

ジェニファー(妹④)の足のサイズが41になった。

ついこの前まで私のスリッパ(サイズ38)がピッタリだったのに、あっという間に抜き去って行った。

かろうじてまだ身長は私の方が高いが、1年以内に抜かれそうな予感。

きっとマグダレナ(妹⑤)に抜かれる日も近い。

去年撮った写真と見比べても、私の胸くらいの高さにあった頭は今や肩の高さになっている。

久しぶりに街で会ったモニカ(妹③)は会うたびに背が伸びていて、私と頭ひとつ分の差ができた。ロマに並ぶ日が来るんじゃ無いかと思う。

バブ(おじいちゃん)の孫だもの、みんな大きくなるはず。

 


毎日見ていると成長に気がつかないが、写真を見返すとナナミ(妹⑥)も随分大きくなった。

あんなに小さくて、ベッドの端っこで小さくホゲホゲ言ってたのに最近は力強く泣くようになった。

いつの間にか首が座り、抱っこするとそり返るようになってベッドに置くと手足をバタバタさせてのけ反っている。寝返りも近そうだ。

4月になって、ようやく屋外に出て来るようになったナナミ。

生後3ヶ月間はずっと家の中で過ごしてきた。

マサイママと赤ちゃんは産まれてからある程度大きくなるまで、家の中からほとんど出ない生活を送る。

ママも赤ちゃんも髪の毛を切らず、とにかく寒くないように赤ちゃんは布でぐるぐる巻きにされて、大きくなるのを待つ。

 


ナナミがようやく大きくなって、外に連れ出した時、偶然ロマが通りかかった。

兄妹初めましてのご対面である。

産まれて3ヶ月、私の撮った写真でその顔を見ていたロマが直接ナナミに会う日が来た。

お披露目〜!という感じではなく、本当に偶然通ったロマがナナミを発見した感じ。

「わぁ、ナナミ。」

ロマがナナミを抱っこしようとママに手を伸ばすと、素気無く拒否されていた。

すごすごと帰っていくロマの背中を見送りながら、ナナミはニコっと笑顔を見せた。

 


最近はネイマ(1歳)の言葉数がとても増えた。

私たちがダルエスサラームから帰って来ると、たった1週間家を空けただけなのにネイマが色々喋るようになっていて驚いた。

もう私よりはるか上のレベルに到達している。

今までインプットされてきたマサイ語が堰を切って流れ出すように、次から次に言葉が出て来る。

聞き取りも完璧で、ママや妹の問いかけに答えている。

「コレーエルクニャ?(頭どこ)」

と聞かれれば頭を指差している。

「コレーエンゲイジュ?(足どこ)」

「コレーエンガイナ?(腕どこ)」

「コレーイパペット?(髪どこ)」

言われた部位を指差しで全問正解。

完璧だ、ちゃんと理解している!!

 


「コレーオルキナ?(おっぱいどこ)」

「ヤーヤ(ママ)」

「オルキナ、ヤーヤ?」

「エティ アージ(家にいる)」

どうやらおっぱいはママの事らしい。

可愛すぎるぞネイマ!!

 


マサイ村のちびっ子達、これからもスクスク育ちますように。