メイタタのしもべ日記

タンザニアのマサイ村に嫁いだ日本人の日常

当ブログはアフィリエイト広告を利用しています

マサイ村水プロジェクト〜海外送金問題〜

今とても困っている、銀行にお金はあるのにそれを現地に送る術について知らなさすぎた。

海外送金問題に直面している。

 


5月30日にCAMPFIREから銀行に振り込みがあった。

みんなが支援してくれた大事な大事なお金。

大切に使わせてもらいます…ん?

いつも送金に使っているアプリ(World remit)で、日本からこっちの電子マネーに送金したらエラーになって返ってきた。

私がタンザニアに居るから使えないのか???

ならばVPNに繋いでサーバーを日本に指定し再度やってみた。

あれ?自動的にキャンセルになっている。

何故だ…調べてみるとタンザニアVPN規制がかかっているらしい。

このためにNordVPNに課金したのに!!

それでも何とかならないかしら?と諦め悪く3回くらい試みたら1回送金できた。

上限額が5,000,000シルなので日本円で30万円弱だ。

その後もトライしてみるがことごとく弾かれてしまう。

なんでこの1回が通ったのか、それもまた謎である。

貯水タンクのお金は海外キャッシングで引き出せる程度の金額だったので、特に困ることはなかった。

井戸掘り業者も決まって、明日から着工できますよ〜の段階でまさかの事態。

 


これは違う方法を考えなければ!

そもそも私はタンザニアの銀行口座がない、もちろん家族の誰も銀行口座など持っていない。

「銀行?あんなん信じられるん??」

みんな銀行<<<牛の信用度なので、誰も口座がない。

じゃあ井戸掘り業者の銀行口座に海外送金したら良いのでは?

「銀行?電子マネーか現金じゃないと無理なんやけど。」

衝撃が走った。

結構な金額なのに、何で口座ないの???

そしてクレジットカード使えないの???

「何その、クレジットカードってやつ??」

クレカの存在すら知らんかった。

 


ここではやはり現金が強いのだという事実を突きつけられ、国際送金に頭を悩ませている。

他の手段としてウェスタンユニオンもあるけれど、1日の上限額が10万円だし手数料も考えると現実的ではない。

あとはWiseか、Wiseは銀行口座が必要。

やっぱり銀行口座開設が一番早そうだ。

 


銀行に行って聞いてみた。

「口座作りたいんですけど。」

「パスポートとレジデントの証明が必要です。」

「dependent passしかないです、レジデントの証明になりますか?」

私が持っているのは配偶者VISAの証書だけ。

「dependent passでは開設できないんです、レジデントカードを作って持ってきていただければ口座作れます。」

丁寧に説明してもらったが、そのレジデントカードとやらはまた役所に行くんですよね??

おぉ、一筋縄ではいかなさそうだ…。

 


もう私が先に日本帰ってロマに送金した方が簡単なのではないか?

最悪の事態も考えておかなければならない。

ロマに言うと

「お金、銀行にあるんだから大丈夫だよ。何とかなるよ。」

そう、そうだなぁ。何とかなるか。

唯一良かった事はまだ雨が降っている事だ。

乾季までには何とか工事着工に持っていこう。

 


千里の道も一歩から、全然うまく進まないけど、昨日より進めたら良しとしよう。

しかし、世の中の人々はどうやって海外送金をしているのだろう?

もし良いアイデアがあったら知恵をお貸しください、よろしくお願いします!!